HOME海外ドラマのあしあと>犯罪捜査官 アナ・トラヴィス Above Suspicion
犯罪捜査官 アナ・トラヴィス

Note
放送:イギリス ITVネットワーク
シーズン1 2009年 全2話 / シーズン2 2010年 全3話
 シーズン3 2011年 全3話 / シーズン4 2012年 全3話

レビュー: 
シーズン1  シーズン2  シーズン3  シーズン4

HOME海外ドラマのあしあと犯罪捜査官 アナ・トラヴィス>シーズン4
犯罪捜査官 アナ・トラヴィス
シーズン4 孤独な叫び
ハマリ度☆B分り易かったわ
●2012年 イギリスITVネットワーク放送  全3話  
       原題:Above Suspicion〜SILENT SCREAM
●原作・脚本:リンダ・ラ・プラント
●出演:ケリー・ライリー(アナ・トラヴィス)  
キアラン・ハインズ(ラングドン警部)
●視聴:2012.7.22  WOWOW

●Story:
人気女優アマンダが刺殺された。
アナたち殺人課のボス・サムは昇進を果たし、後釜としてやってきたのはラングドン警部。
サムに昇進を追い越されたラングドン警部は、前回のフィッツパトリックを取り逃がしたことが響いていた事を知り、この秘密を上層部にもらしたのはチームの誰かだと疑っている。
アマンダの事件は恋愛遍歴の多さから、元恋人たちの取調べが最優先だった。
とても分り易いストーリーだったS4
だけどアナ・トラヴィス的なムードはどこへ?
あの実にイギリス的なムードが今回は感じられなかったです。
そこがちょっと残念ではあったけど、ストーリーはかなり分り易くてまぁ良かったんじゃないでしょうか^^v

今回はラングドン警部とアナの間に「情」のようなものが感じられるシーンがいくつかあっったものの
一人前の捜査官として飛び級昇進の話が出るほど仕事にかけてるアナと
昇進を逃した警部との間にすれ違いも多少あり。

ただラングドン警部の昇進を阻んでいたのはアナでした。
前回の事件以来、警部から距離を置かれていたアナは少なからず警部に恨み節。
仕事だけに人生をかけているアナは昇進のチャンスを得る事でその人生を昇華させようとしています。
でもラングドン警部はいまそんな責任を負うには若すぎ負担が大きすぎる、仕事以外の人生を楽しめとアドバイスしています
でもでもアナは仕事以外のことなんて今は望むべくもない。
だってそれはラングドン警部への思いに他ならないから。

2人の関係は警部が線を引いている以上縮まる事はなさそうだけど、まだまだ展開の余地はありそうね〜

S4 第3(最終)話

消えた日記はルームメイトのジーニーが所持、衝撃的な内容が書かれた日記を買えと
アマンダの両親を強請って大金を毟りとっていました。
女優志望のジーニーは先に売れて有名になったアマンダを逆恨みしており
アマンダやその関係者から金をふんだくってもいいと歪んだ思いを抱えていました。
言い争った勢いでこの地雷を踏んだフェシティはジーニーに衝動的に高所から突き落とされ死だもよう。

ジーニーから事務所の運転手をしているハリーの末弟レスターが日記の記載の件で動揺していたと聞いたラングドン警部。
アマンダの睡眠薬やそれ以外のドラッグなどの調達など、呼ばれれば駆けつけるほどアマンダを信奉していたらしく、背中にアマンダの似顔絵のタトゥーまで・・・。

殺人犯はそんな風に献身的にアマンダに尽くしてきたレスター。
日記にかかれたレスターの事はあまりにヒドイ事ばかり。激しく傷つき、深い愛が逆に憎しみに振り切ってしまってのことだったよう。

さて、フィッツ・パトリック取り逃しの件は、それとなく広がった伝言ゲームのような噂だったと結論づけたラングドン警部。
でも副長官とアナの会話では明らかにアナが情報元・・・。

S4 第2話
元彼のオデルとスコットは事件の前の晩アマンダと楽しんでいたことがシーツのDNAから判明。
十字架のネックレスはオデルからアマンダが引きちぎったものと分り事件性はなし。
ただ、事件当日にもう一人の元彼ルパートの妻がアマンダを訪れていた事がわかり、
彼女の証言で、金髪でスーツ姿のドラッグディーラーが出入りしていたらしい。

アマンダの運転手ハリーは葬式で感情的に涙ぐんでいた。何か気になる引っ掛かりを感じるアナ。

アマンダが新居に移るまで同居していたルームメイト3人のうち、
ダンがドラッグの打ちすぎで死亡。
アマンダが回顧録と称した暴露本を出版し大金を手にしようとしていた事をかい間聞いた
もう一人のルームメイトフェシティが溺死した。
アマンダが書き記していた日記が消えている事も判明した。

S4 第1話
アマンダの殺害に関して、元恋人たちの証言を取るチームの面々。
彼女が今の部屋に引っ越す頃には別れていたという不倫関係にあった男優のスコットは合鍵を密かに処分。
この男との交際中に中絶し、アマンダは子宮を摘出していたことも判明した。

アマンダのipadには肌身離さずもっていたというウサギのぬいぐるみを抱いた幼い頃の写真がスクリーンセイバーに。
このウサギと彼女の携帯がなくなっており、
一方でアマンダのものかは謎の、特徴ある十字架のネックレスが部屋から見つかっている。

またアマンダは回顧録を執筆していた形跡がある。
両親とは子宮摘出の頃を境に以降5年断絶状態にあったが父親に対する恨みというか敵意が感じられる文章をのこしている。
他に事務所の社長とギャラの問題でトラブルもあったらしく、このあたりを手広く調べる必要がありそう。
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HOME海外ドラマのあしあと犯罪捜査官 アナ・トラヴィス>シーズン3
犯罪捜査官 アナ・トラヴィス
シーズン3 消された顔
ハマり度☆A前作ほどは・・
●2011年 イギリスITVネットワーク放送  全3話  
       原題:Above Suspicion〜 Deadly Intent
●原作・脚本:リンダ・ラ・プラント
●出演:ケリー・ライリー  キアラン・ハインズ
●視聴:2011.5.15-5.22  WOWOW

●Story:
アナは警部補に、ラングドン警部は警視正に昇進し、それぞれが活躍をしていたところへ、元警官が悪名高きドラッグハウスで銃殺される事件が発生し久しぶりに懐かしい顔ぶれで捜査チームが組まれることになった。
ドラッグ売買の大物の拘束で早くも解決の兆しがみえたが、アナはそこかしこに残る謎に何か深い背景が潜んでいるように思えてならない。
麻薬課の刑事の話から、麻薬に混じって医療劇薬による死者が相次いでいる事実を知る。
警察の十歩先行くという犯人
アナの活躍も惜しいところで・・・
今回は結構テンポは良かったんだけど、ちょっと分かりにくいストーリー運びだったなぁ。

一連の犯人に行き着く発端となる殺害事件と指名手配中の大物麻薬王とが繋がるあたりの描写がちょいと分かりにくく、ことの真相に行き着く鍵となる”元妻”にスポットが当たりだしてからなんとなく「そうなのね」という感じでついていったかな。

事件の真相からしてもっと時間をかけて描いたらよかったかといえばそうでも無いし・・・
脚本上の問題かもな〜
だって未だにあの関連を思い出そうとしても思い出せないし、見直すほどでもないしぃ〜

ただ前回よりも出世したアナの逃さない捜査ぶりは鋭さを増していて嬉しい限り。
ラングドン警視がアナを求めている事も、実はアナがラングドン警視を愛している事も分かり、ちょいと情も感じさせつつも仕事ではそれを見せないプロぶりも。

”元妻”もその前の女だった”元妻の姉”も闇の麻薬王フィッツパトリックに完全に利用されており、命の危険をおして全身整形を断行した大胆さと負の勇敢さと頭脳を持つフィッツパトリックに警察すら翻弄される始末。
結局は奴が欲しかったもの全てを持って空へと逃げ切られてしまったわ。


アナがかすかに掴んでいたセスナ機の情報を逃亡方法の可能性とつなげきれずに犯人を逃した悔しさで歯噛みするものの、大量の殺人が可能な麻薬ごと他国へと出国していった犯人にもう手は出せないアナたちロンドン市警。

出世に絶対響かせないというラングドン警視の言葉どおり、セスナの情報はなかったため失態ではないと貫く事に。
敵に敵わなかった悔しさと大人の事情がない交ぜになったエンディング。
まあまあというところでした。

でもアナやラングドン警視には愛着が湧いてきたんだけどね(笑)
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HOME海外ドラマのあしあと犯罪捜査官 アナ・トラヴィス>シーズン2
犯罪捜査官 アナ・トラヴィス
シーズン2 模倣犯
ハマり度☆B猟奇的事件・
●2010年 イギリスITVネットワーク放送  全3話  
原題:Above Suspicion〜 The Red Dahlia
●演出:ジリアス・マッキンノン  
●製作:クリス・クラフ 
●原作:脚本:リンダ・ラ・プラント
●出演:ケリー・ライリー  キアラン・ハインズ
●視聴:2010.9.22-23     WOWOW
●Story
トラヴィスの管轄区で残虐な状態の遺体が発見される。
数十年前にアメリカで、同じような状態で発見された未解決殺人事件通称「ブラック・ダリア」があったことを知り、調べると今回の事件の特徴と酷似していた。
新聞社に手紙を送りつけるなど自己顕示欲も見せる犯人。
事件は赤い花の髪飾りをした女性が被害者だった事から「レッドダリア」事件と名づけられた。
イギリスらしいムードが本格的
犯罪環境に恵まれた異常犯を追い詰める
*注:いつもながら完全にネタバレしてますよ



全身の血を抜かれ口を裂き、胴体をふたつにするという超猟奇的殺人。
凶悪犯罪を担当するのは4件目というアナは、S1よりもぐっと刑事らしくなっていて危なっかしさも影を潜めてます。
ドラマ的にもS1は空振り感がぬぐえなかったんだけど、S2は違いましたねー
1話で事件が描かれ、2話で容疑者が浮かび、3話はその締めとなる展開で、内容もテンポもじっくりと見せる感じでしたよ!

さて、
この殺害方法は犯人が逮捕されないまま迷宮入りしている「ブラック・ダリア」
という事件の模倣だと断定し、
捜査を進める中で浮かび上がった一人の男の存在に行き着きます。
署にかかってきた恐れおののく女性からの電話で伝えられた男性と、
調査中の男の特徴が一致し裏を取るアナたち。

この男は古城のような由緒正しき大きな建物に暮らす元陸軍軍医ウィルヘルム大佐。
敷地内には厩舎や教会、牧場などもあり、
大佐の息子も使用人も口が堅かったが、別に暮らす娘たちから全ては導き出せた。
それは、近親相姦も拷問も父である大佐の思いのまま、
貞淑ではない女を嫌い、求人広告を見て連絡してくる女の子の中から好みを選び
思いのままにしてきた事。
そしてとうとう、自分に逆らい露出度の高い服装をしてきたルイーズを
模倣殺人の被害者に選んだ様子。

殺害場所は教会の地下の隠し部屋、
家族は絶対に自分に逆らえないと踏んでいた大佐だったが、
食らいつくラングドン警部の執念の前に、そうは行かなかった。
もう息子たちの限界はとうに超えていたのだ・・・。

この古城も、被害者ルイーズの故郷も、
寒げな気候の中で独特の雰囲気をかもし出す実にイギリス風。
血のつながっているはずの祖母から門前払いを受ける
孤児のルイーズの心を投影したような寒々しい海辺が悲劇を予感させ、
地位と不自由のない暮らしがありながら、
恐ろしい性癖を抑える事のできない大佐との悲劇的ともいえる出会いを
歴史的豪邸の石造りの建物の闇に感じさせる。

本当のことを絶対に語れなかった家族の逃げ場のない絶望もあいまって、
逮捕後大佐が消えたのももしやと思ったわ。

そう、幼い頃から面倒を見てきた大佐の娘たちが
どんな目に遭っていたかを知っていて助けられなかった使用人のおばあさん。
大佐は使用人のおばあさんの屋根部屋の下に小さな隠し部屋に入ったんだ。
そして、恐らく通気口を閉じられ見殺しにされたんだ。
助けてくれと叫びながら・・・。

逮捕してそれなりの裁きを受けるのが本当の道だが、大佐はすでに死んでいた。
狭い家族という社会の中で家族を精神的肉体的に陵辱し監禁し
心が崩壊するところまで追い込み、また他人を苦しめる事に快楽を得る。
そんな所業を繰り返してきた男を救ってやる慈悲など微塵もなかったに違いない。

ラングドン警部はアナに、
「あれは何かの拍子に通気口が閉まってしまった事故だな〜、
推測される真相は墓場までもって行くぞ」
って言ってましたね〜。人情裁きではあるけど、これ以上追求する必要はないと判断したんだ。
ずたずたになった娘たちの心を受け取ってやれるのはこのおばあさんだけだったのだから。

女性が担当するにはかなりきつい事件だったけど、
アナは女性だからこそ聞き出せ対応できる捜査で結果を出しましたね〜。
お気に入りとまでは行かなかったけど、また放送があれば見ても良いかなこのシリーズ。
イギリスドラマのムードを味わうために(笑)
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HOME海外ドラマのあしあと犯罪捜査官 アナ・トラヴィス>シーズン1
犯罪捜査官 アナ・トラヴィス
シーズン1潜入命令
ハマり度☆Aぼちぼちですな
●2009年 イギリスITVネットワーク放送  全2話  
原題:Above Suspicion
●スタッフ:リンダ・ラ・プラント
●出演:ケリー・ライリー  キアラン・ハインズ
●視聴:2010.9.21  WOWOW

●Story
父親と同じ職業を選んだアナ・トラヴィスはスコットランド・ヤードに着任した。
亡き父の同僚だったチーフ、ラングドン警部に呼んでもらったのだ。
最初に関わった事件は、もう十数年かがりの娼婦連続殺人事件。

発見された遺体は、ラングドン警部が追い続けていた事件と同じ特徴を示しながらも今回は娼婦ではなかった。
新人らしい場違い感はぬぐえないが仕事はちゃんとできるアナ
テンポが良いとは言えないが伸びしろはありそう
猪突猛進型の頼れるラングトン警部率いる捜査課に、
元相棒の娘だったという理由で配属させてもらえたアナ。
愛想はないし、いつも同じスーツを着ているし髪はぼさぼさという設定だけど、
スタイルがいいし落ち着いてるから、男勝りというわけでもなく
やっぱり普通の新人女性刑事なんだな〜

ということで、キャラだけ見ても、一癖も二癖もあるやり手女刑事モノをいくつか知っているだけに
正直なところ物足りない感じが残っちゃった。
「Above Suspicion」という原作があるらしく、シリーズ化しそうな感じ。

猟奇的殺人の犯人を追い詰めることもでき、標的が自分になる事もいとわず頑張ったアナ。
結果は出せたね、良かったよ〜。

事件は残酷で犯人の背景も無残なものではあったけど、ドラマ的にみたら、
クリマイなら1話45分でケリがついたな、っていうあたり。
シーズン2も手元にあるので、S1を越える事を願いつつ見てみます。
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