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WESTWORLD

Note
放送:アメリカHBO
シーズン1 2016年 全10話 / シーズン2 2018年 全10話
シーズン3製作予定有


HOME海外ドラマのあしあと>ウェストワールド>シーズン1
WESTWORLD
シーズン1
ハマり度☆Cすごいな!
Blu-rayBOX

Amazonビデオ
●2016年 アメリカHBO  全10話
●クリエイター:ジョナサン・ノーラン リサ・ジョイ 
+エグゼクティブプロデューサー:J.J.エイブラムス
●出演:
エヴァン・レイチェルウッド(ドロレス)
ジェフリー・ライト(バーナード・ロウ)
アンソニー・ホプキンス(ロバート・フォード)
エド・ハリス(黒の男)
ジミ・−・シンプソン(ウィリアム)
●視聴終了:2018.5.17

●Story
西部開拓時代をリアルに再現したテーマパーク”ウェストワールド”。
そこではホストと呼ばれるアンドロイドたちがキャストとしてストーリーを繰り広げ、ゲストたちはそこで自由に行動し、リアルな体験をすることができる。
それが殺人でも・・・。
斬新な設定!AIと人間の未来
高度技術のその先を思い描く
ぬぬぬwwwwなんかやられた〜って感じ
斬新で深みもあって、オチも堅い。
倫理論とかを超越していつかはこんなの作られてこんなことにるんじゃないだろうか、とついつい思ってしまうようなリアル感がありました。

クローンとかではなく、人間そっくりに技術力で作り上げられたAIで動くアンドロイド。
西部開拓時代を再現したテーマパーク内でお客が求めるいかなる要望も行動も受け止めるホストとして投入されています。
ホストはゲストの命を危険に晒すことは絶対になく、一方でゲストはホストを撃とうが刺そうが乱暴しようが自由。日常では不可能な体験で解放感を得たり、冒険のイベントでリアルなハラハラドキドキを楽しんだりできるんです。

この斬新な設定だけで唸らずにはいられなかったんですが、ここから先がこのドラマの神髄でした。

高度な技術、それを生み出した人間だけが抱く創造物への想いと葛藤。
高度技術で生み出されたがゆえに次なるステップへの扉が開いてしまう必然。

AIと生身の人間の物語はこれまでも沢山ありましたが、本作の表現というか描き方はキレイ事じゃないからこそ人間の本質を抉られるようで目が離せませんでした。

これはシーズン2どうなるのか見てみたいです。
”将軍ワールド”だそうですが、誰がどうやってこの園を運営管理していくのかも気になります!



〜ネタバレあり〜

園内では、運営が用意したプロットに沿った言動をホストたちが繰り返す中で、ゲストは悪者から女性を救うヒーローの気分を味わったり、賞金稼ぎのグループに参加してお尋ね者を追って冒険を楽しんだりできるよう準備されていて、園の中心部から離れるにつれてストーリーはより過激になっていくように作られています。

ホストには何をしても大丈夫なので、本当の自分をさらけ出せる、イコールゲスな奴はゲスっぷりを発揮、抑圧してきた人は本当の自分に気づき解放感を味わえる、などなど、ここは他では絶対に体験出来ない唯一無二の場所として人気を博しています。

けれど、ホストはと言えば、一日が終われば体は洗浄修理され、記憶と言えるデータを消去されているんだけど、20年以上いくつかの物語の中で違う役を演じてきた初期モデルに消え切らない記憶の断片が奥深くに残り、自我とも呼べる意識が芽生え始めてきたことが分かります。

アンドロイドたちを生み出したのはフォードさんとアーノルドさん。
アーノルドさんはこのアンドロイドたちに自我や意識が芽生えることを早くに気づき園をオープンさせることに反対したようです。自分の子供とも言えるアンドロイドたちが日々理由もなく殺され傷つけられ乱暴され続けることになることが明らかだったから。
けれどアーノルドさんが亡くなり、フォードさんは彼らの記憶を都度都度消すという方法とメンテナンス時に自我の発現がないか注意深く確認する方法で乗り切ってきました。

園やアンドロイド技術に対しての価値が高まり、フォードさんの手から奪おうとする人々がいよいよ現れ、
フォードさんは大きな決断をしています。

それはラストで描かれる結末で明らかになりました。

アンドロイドたちが自我というものを理解し受け入れていく過程で人間との間に生まれてしまう軋轢が描かれるのですがすべてはフォードさんが自分の手から彼らが離れていく時が来る時の準備だったようです。

物語中、この園に隠された特別な秘密に執着した黒服の男が登場するのですが、彼こそがこのウェストワールドに心を奪われここでしか生きている実感を得られない男であると同時に、ここに生きるアンドロイドたちが本物であったならと切に願っていた人でした。
特別な秘密、それはホストが自分の意思で動き始めるきっかけとなるもの、でした。

最古参でアーノルドさんと最も関わりが深かったドロレスというホスト。
彼女の記憶の断片が物語の途中で挟まれてくるのですが、それこそが物語の核心に触れる部分であると同時に一体何を指し示しているのかわからなくてドロレスとと共に暗中模索する体験となりました。

自我をはっきりと発現させていたメイヴというホスト。彼女は迷いなくドロレスより先に自分自身を助ける道を取ったアンドロイドでした。

さて、フォードさんが用意していた決断。
それはホストの解放でした。

彼らが自我を持つことができる以上、彼らが自分たちの身を守っていってほしいという思いでしょうか?メイヴには人間による支配からの脱出というプログラムが追加され、ドロレスは彼女たちの技術の核を知っていたフォードさんを消すという大役が任されました。

フォードさんの右腕として長く技術部の主任として働いてきたバーナードさんは相棒アーノルドさんの姿を再現して作られていたアンドロイドでした。
フォードさん亡き後、フォードさんとアーノルドさんが作ったこの園をバーナードは技術面で運営可能。
例えばメイヴさんなら母性や強さ判断力なども持っていてリーダー向きだし・・・?
さて園がどうなっていくのか、そこはS2で見られるのでしょうか。


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