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女王の教室 ハマり度☆Bとにかく子役!
女王の教室 OST
(MBC TV Drama) (韓国盤)


2015年4月現在
DVDの発売情報はありません
●2013年 韓国  全16話
●演出:イ・ドンユン   
●脚本:キム・ウォンソク キム・ウニ
●出演:
コ・ヒョンジョン(マ・ヨジン先生) 
キム・ヒャンギ(シム・ハナ) 
チョン・ホグン(ドング)
ソ・シネ(ウン・ボミ)  
キム・セロン(キム・ソヒョン) 
●視聴:2014.24-3.14  KNTV
●Story
サンドゥル小学校6年3組の担任は、赴任してきたばかりのカリスマ女教師マ先生。
子供たちにとってはカリスマというよりは悪魔。
テストの点数が高いものほど優遇し、最下位のものには過酷な雑用係にする。
平等という言葉とは正反対、パワハラを駆使し刃向うものを脅迫や罰で操ろうとする。
しかしマ先生は生徒一人ひとりの長所・欠点を見抜いている。
彼女の過激な教育方針で混沌とする6年3組の子供たちはどうなっていくのか。
レビュー
1-4話   5-8  9-12  13-16  完
とにかく児童役たちが巧くて満足
過去の悔いを糧に全力で生徒を導く個性的な先生が主人公
日本ドラマのリメイクという本作、オリジナルを知らずに本作を見ましたので比べられません。
が、とにかく児童役の子供たちの演技が巧くてそれだけで引っ張ってもらえたと感じる出来。
当然ながら子供たちだけのシーンが本当に多く、
主演のコ・ヒョンジョンよりも喜怒哀楽が多い分だけこの子たちが完全に物語をけん引していました。
プロというのは大人も子供も関係なくプロなんだと感心。
どの子もキャラがちゃんと立っていました^^

自分の意思を明確にし、それを的確に伝え、また説得できるだけの方法を考えるという
今後、様々な障壁や人による害に出会ったとしても乗り越えられるだけの基礎を身に着け
生き方の核ともいえる部分を学んだ生徒たちの姿には希望を感じました。
なかでも社会や親兄弟からの圧力の多いお国柄の人になら、なおさらですね。

主人公のキム・ヒャンギ、キム・セロン、ソ・シネ、そして一押しのチョン・ホグン。
どの子も出演歴は多くてすでに演技力を認められていることは十分にわかるんだけど、
チョン・ホグン君が突出していたように感じました。
庶民的で三枚目もできるため、幅広くそして主演も助演もできる深い俳優になっていける素質を感じるわ〜

脚本を通じて大人が語らせているセリフとはいえ、
難題に直面し先生を通して子供たちが気付いてゆく言葉の数々や思いにうるうるさせられました。
子供たちには、こんな風に生きる力を身に着けて成長していってほしいと感じた、卒業シーズンです。



2014.3.14
16(最終)話までC生きる力を得た子供たち

ドジンが教室に戻ってきて、いじめを謝罪。そんなドジンを快く受け入れたクラスのみんな。
団結力が高まり、クラス運営方針はクラス全員で話し合い、一致すればマ先生はそれを許可する。
先生が反対すれば先生を納得させるよう話し合い案を出す。理想的な流れに。

けれどマ先生をナリのお母さんは学校から追い出そうと教育委員会へう陳情書をだしました。
過去の訴訟となった事件の話が拡散し、調査する教育委員会の担当に
そんな先生は困ると伝える親たちの意見が通りマ先生は1年間の謹慎処分を受けてしまいました。

自らの考えと意思を探りそしてどうすればそれが実行できるか考えて動く生徒たちに対し、
別の先生だと頭ごなしに大人の都合でダメだしするばかり。
マ先生が自分たちにどうすべきかを悪役を演じることによってわからせてきてくれたことを
心で気付いた子供たち。

結局謹慎は解けなかったけれど、子供たちは先生が語った言葉一つ一つを指針に
これから先、自分自身を殺すことなく、すべきことをして今を精いっぱい生きることができそう。

マ先生が鉄仮面のような表情の裏でどれほど子供たちを大事に思っていたかを
詳細にわたる調査と各生徒の言葉や態度、保護者の考え方を含めて
独自に分析してあるファイルをみた同僚の先生たちは知りました。

生徒一人一人の問題を解決する助けをし、担任として出席は出来なかったけれど卒業を見送った先生。
子供たちはこれから、人生に迷った時は先生の言葉を思いだし励まされて大人になってくれそうです。

2014.3.6
12話までC子役たちがやっぱりすごい

ソヒョンが女医である母を許せないのは、事故で脳死状態となった父を見送ろうとするから。
父に目覚めてもらい、伝えたい言葉があるのに。
でも医学的にももうそれは叶わない。
父を見送ったら、家を出て寮生活となる優秀者のみが入れる国際中学へと進学しようと
母に反抗するソヒョンの頑なな心を、本気の”叱り”で溶かしてくれたのはドングでした。

ドングもまた、たった一人の肉親である祖父”オ女史”を
病気のため長くて数か月で見送らないといけない。
養護施設への入所を覚悟するドングの人間力は大きくて、ドングのいい男ぶりが泣ける。

クラスはハナやドング、ソヒョンやボミの堅い友情を中心にまとまり
先生の陽動作戦にも耐えられるようになった2学期、
半年前にカナダ留学したドジンが戻ってきた。

目星をつけた弱そうなクラスメイトを不正で利益供与してそれをもとに脅し、
クラスの中心人物として君臨することで存在意義を見出そうとしていたドジン。
ただ結束の固いクラスの中で、誰も信頼できず、また信頼されなくなってきて
どんどん自暴自棄になっていきました。

養子縁組を12歳までに数度も破棄され、自分の存在価値を見失い、
愛されない恐怖が他者への攻撃にすり替わってしまう。
それも行き詰れば自分を殺すしかなくなる・・。そんな心の痛みを先生は気づいていました。
とことんまでいった今、ドジンは自分を見捨てない大人に出会えたと思ってくれたかな?

さて、先生が以前勤めていた学校で暴力事件があったこと、服役したこともあると分かってきました。
6歳の息子を亡くしてもいるみたいで、これからその辺りも描かれそうです。

ソヒョンとドングが並ぶと、「天上の花園」を思い出すわ〜少し大きくなったなぁ二人とも^^

2014.2.19
8話までB心の叫びを見つめる先生

父親を弁護士に持つ裕福な家庭のナリ。
自他ともに認める特別な子で、全てに最上を与えられるナリは母のその期待に応え続けてきた。
そんなナリは他校の男子から告白され素敵な財布をプレゼントにもらった友達に嫉妬し
彼女の財布を盗み、ひそかに捨てようとしました。
それを親友だったハナに見つかり、財布をこっそり返しておいてくれと責任を押し付け
見つかったハナを見捨て、果てには真相がバレないようにとハナの好意を利用し続けました。

このハナいじめの顛末が一体どういう風に解決するのか気になるところでしたが
マ先生はナリが母親の支配のもとですでに精神的に限界まで来ていることを察していて
いづれ吹き出す彼女のSOSが少しでも早く、
そして回復可能な時に引き出しておこうという狙いのようでした。

罪に対しては必ず罰があり、プライドとは自分自身を受け入れること。
過ちを受け入れきちんと詫び償えることが、どんな権力からも自分を救う大切な方法だと知らしめました。
ナリがそれを受け入れる過程を目の当たりにした同級生たちはナリを受け入れました。
何よりも苛烈ないじめを受けてもナリを心配し続けたハナなくして
解決はなかったですが。

子供たちの心の叫びは問題行動となって表面化する。
それらのもととなるストレスの発散方法も解決方法もない子供たちに
期待と規制だけを掛ける親もいる中、マ先生は親側にもなにがしかの重石をかけながら
子供本人に考え選択させ、克服する経験を積ませていく。

次の問題を抱えた生徒は優等生ソヒョン。
物事を達観し、処世術にも長けていながら優秀な頭脳を将来に生かそうとしない彼女の思いを
マ先生はどういう方向で解き放とうとするのか、楽しみです。

2014.2.3
4話までB社会の厳しさを教える先生

天海姐さん主演でヒットした日ドラ「女王の教室」のリメイク。
オリジナルを見ていないので、コ・ヒョンジョンバージョンをちらっと見てみたら
子役たちが激ウマだったので見ることに。
そうそうたる顔ぶれの生徒たちがそろいましたね〜。

成績順で優遇され、学芸会のダンスでは能力別で立ち位置が決まる、
最下位のものは肉体を駆使する雑用係。
時には脅迫じみた交換条件を飲ませ、不満は正論と相手の求めるものをギブすることで根回しをする。
素直な子供たちをのびのび育ててやりたいという大人の理想とは
真逆をゆくマ先生は悪魔のように映るんだけど、
このドラマのキモはこの子たちが現実の社会の中でつぶされることなく
乗り越える力をもたせてやりたいと思っているのが垣間見えること。

弱者から搾取する卑怯ないじめっ子は大人になってもいるし
言い訳と非難ばかりで努力をしないで楽をするもの、
自分より立場の弱いものをしいたげようとする者もいる。
教室はすでに社会の縮図、という事を認識させているんでしょうね。

その中でもマ先生のある意味期待を裏切る光る生徒はいます。
秀才の物静かなソヒョン、お調子者のドング、明るく正義感の強いハナ。
クラスの中では完全に先生に目を付けられ見捨てられた風な3人だけど、
誰よりも考えている3人に何か期待感も抱いている様子。

社会の厳しさを教えながら、各生徒の長所・欠点を把握し、
欠点を強さに変える教育を同時に進める彼女。
成り行きをもう少し見てみたくなったドラマです。