HOME韓国ドラマのあしあと>仮面の王イ・ソン(君主)
ドラマほびっと☆
君主 ハマり度☆C良いね!

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●2017年 韓国MBC  全20話 (原題:君主)
●演出:ノ・ドチョル パク・ウォングク
●脚本:パク・ヘジン チョン・ヘリ
●出演:ユ・スンホ(イ・ソン)
キム・ソヒョン(ユン・カウン) 
エル(イ・ソン)
ユン・ソヒ(キム・ファグン)
ホ・ジュノ(テモク)
●視聴終了:2018.4.1
朝廷を支配し民を搾取する悪徳勢力と戦った
正しき世子の成長物語でありロマンス
最初からテンポも良く設定も分かりやすく、
そしてユ・スンホ君がカッコよく、演技も抜群、
キム・ソヒョンちゃんも好きだし、想像以上にエル君も全力演技で良かった。
楽しめたドラマでした(^^v

私的歴代世子ランキングでは理想のルックスはこうだと強く納得した「雲が描いた月明り」のボゴム君が1位だったんだけど、ここにきてスンホ君が醸し出す存在感がもう生まれながらの世子ですか!って感じで1位に。

「プロポーズ大作戦」の頃はまだ線の細い印象だったスンホ君が、
表情も動きも歴代の時代劇の主役級の名俳優さんに並ぶ成長を見せてくれてて大満足。

朝廷を支配し民から搾取する悪徳勢力のリーダーは
印象に残る風貌と重厚な存在感で画面を引き締めるホ・ジュノが演じています。
独自の人生訓をもとに勢力を築いた一筋縄ではいかないテモクはなかなかの強敵。

国を救い民を救うために挫折を繰り返しながら真の王として成長するイ・ソンと、
世子の身代わりとなって王の座に座らせられる同じ名を持つ身分の低いイ・ソン
そして二人から愛される芯の強い美しい貴族の娘カウンとのロマンス。

本作では、どの登場人物も愛する人を徹底的に愛しぬくという潔さが貫かれています。
愛において純粋で、悪に対して屈しない。
すがすがしさと程よいウェット感のある作品でとても楽しめました。
おススメです!


〜ネタバレあり〜

徹底的に愛しぬくと言えば、敵となる行首会の長の孫ファグンの存在が光りました。
早い段階から世子はカウンという貴族の娘と恋仲であることを知っていたファグン。
それでも、祖父や行首会の方針に逆らうことになっても世子の命を守り、
世子のしようとすることを応援し自らの命の危険も厭いませんでした。
最も過酷な愛を抱き続けたファグン。

そして次に印象的だったのはファグンの護衛コン。
他に命を賭けてカウンを守り抜こうとした世子やイ・ソンも素晴らしいんだけど
どうもコンの報われないんだけどその愛し方に満足しているストイックさがやたらと印象に残っています。
ファグンのために動き、ファグン亡きあと彼女の遺言となった命令を遂行するため世子を守り抜くことを実行するコンはカッコいいし、それがコンのためにもなってた。
最後王宮で武士となって功臣的な位置づけだったし。

カッコいいといえば、世子の護衛武士としてずーーっと一緒に生きてきてくれたチョンウン。
清廉剛毅で王を守り死んだ前王の最側近武将だった父同様、その腕前と忠誠心、そして友人であり兄のような存在が癒しでした。

それでも、一番印象的だったのはユ・スンホ君。
終始ユ・スンホ君に見惚れるドラマでした。


〜ネタバレあらすじ〜


イ・ソンのお父さんはテモク率いる行首会の手を借りて王位を簒奪し即位した経緯から、
その条件として会員を縛るケシ花薬という麻薬を飲まされ中毒となっています。
会員含め中毒者は月2度決まった日に支給されるケシ花薬を飲まないと死に、
その解毒剤の製法は行首会の長テモクしか知らないために逆らえない。

父王は世子を守るためにその顔を絶対誰にも知られないよう仮面をつけることを徹底。
見たものは命を奪われ誰一人として知る人はいないという状況。
ただ世子は生まれ落ちてすぐ、側室の産んだ王子の存在を疎む中殿によって盛られた
毒に打ち勝ち、毒に耐性ができたという経緯を経ています。

なぜ仮面をつける必要があるのか本当のことを話さない父王に納得いかない世子は
隠密で市井に出てそこで民を搾取する組織があることを知り糾弾しようとします。
それが行首会でありその怒りを買ったために
自分を支持してくれた臣下や、ついには父王までもが弑逆されてしまいます。

当然世子も狙われ、苦肉の策で世子の身代わりに行首会の儀式に赴き
ケシ花薬を飲まされた友人イ・ソンは、
行首会が死んだ(と思っていた)世子の代わりに操られるだけの王座に座らされます。

世子は行首会の長テモクの孫娘ファグンに助けられ生き延び
全国を統べる商団のリーダーである頭領に義と才覚で上り詰め影響力を持つまでに。

王として玉座に戻ると決めるまで、行首会の撲滅にひたすら邁進する世子とその仲間たち。
行首会の根幹であるケシ畑の存在、そしてテモクしか知らないという解毒剤のつくり方、
クリアすべき問題山積みの中、世子は生き残っていたというだけで命を狙われ、
また助けられ、また自らの耐性で毒に打ち勝ち何度も生き延びます。

愛されていなくても世子を命をかけて愛しぬいたファグンの助けや
世子の国を思う姿勢と行動力、真心などを認め協力してくれる宮内組織の力を借り、
テモクに終始惑わされ利用された身代わり王のイ・ソンの動向も受け入れつつ
目的を達成しました。

世子が解毒剤の作り方を手に入れ行首会の網から多くの人々が逃れることで
世子は信頼されるようになり、テモクは倒れた。

しかし本当の意味でテモクが倒れたのは、孫娘の思いを踏みにじり出し抜いて
世子を殺害したことで命綱だったケシ畑を孫娘ファグンに燃やされたこと。
そのファグンをテモクが切り殺したことで、ファグンの父である息子から見捨てられ
ファグンの父から解毒剤の製法が流出したことでした。

国から見捨てられどん底に落ちたというきっかけで権力を持つことに
執念を燃やしたテモクは、そのやり方が自分のためだけにふるう権力となって
しまっていたことで結局失脚しました。

父が招いた行首会という呪縛から国を救うため、
諦めずに命をかけてひとつづずやり抜き、聖君として認められる王となれると
みんなが信じられる人になった世子イ・ソン。
自分のせいで逆賊の汚名を着せられ死んだカウンの父の名誉も回復し、
愛しあう世子とカウンは夫婦に。

幾人かの犠牲を経て到達できた一つの因縁の断絶。
聖君イ・ソンにとっての難題であり試練を受け入れ克服した物語。