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師任堂 〜色の日記〜 ハマり度☆B魅力あった
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●2017年 韓国  全30話
●演出:ユン・サンホ
●脚本:パク・ウンリョン
●出演:イ・ヨンエ(シン・サイムダン ソ・ジユン)
ソン・スンホン(イ・ギョム)
チェ・ジョンファン(中宗 ミン・ジョンハク)
オ・ユナ(フィウムダン)
●視聴:2017.4.24-5.9  KNTV
●Story
准教授が長いソ・ジユンは教授になるために研究だけではなく、ミン教授の家族にまで気を遣い
へりくだるように頑張ってきた。
ようやくチャンスが巡ってきたと喜んだ案件は超貴重な「金剛山図」大発見の発表。
しかし、渡された絵画は真・贋怪しいものだった・・・。
レビュー
1-3話  4-8  9-13  14-20  21-26  27-30完
有名な偉人であり画人師任堂の人生と
純愛を描いた魅力ある物語
本国での視聴率は振るわなかったようですね。
でも、私は結構楽しめました。

事前製作というだけあって、映像美もなかなかのもので、
現代と師任堂の生きた時代を行き来して描く脚本も丁寧で分かりやすかったです。

久方ぶりのイ・ヨンエは変わらない美しさ。
韓服姿の時は一層際立つ美しさを放ち、また、
繊細な演技が光るソン・スンホンは純愛を貫く男の美しさを体現して見せてくれました。

意外性やスリリングさは無いぶんだけ、手堅く作られた作品で
むしろ良かったのでは、と思う反面、
ロマンスの要素が軸となっている一方で、
二人がはっきりとした形で結ばれることは、キャラクターの性質上ない、というのが、
視聴者を引きこみ切れなかった一因なのかもしれないな、なんて感じています。

ま、でも、これはこれでありじゃないかな。

私がもう一つ好きだったのは、
過去と現代で同じ俳優さんが登場する演出。
過去では袖振り合う程度の縁だった人が、今世では家族だったり、逆だったり。
あ、この人、現代ではこう生きてるんだ、と発見するだけでも楽しかったです。

それから、本作で主役以外で最も私が評価しているのはフィウムダンのオ・ユナ、
次にチヒョンのチェ・チョロ。
特にオ・ユナはマジで良い。悪女役がどうも多い女優さんなんだけど、表現が深いです。
むしろオ・ユナに悪女役で出てもらうとドラマが締まるはず。めちゃ評価してます。

トラブル後、大きな役がなかったチェ・チョロさんのスレてキレたチヒョン、
演技ならやっぱりすごい。もちろん演技でしょうが(笑)、助演って大事だよね〜。



2017.5.9
30(最終)話までCハッピーエンドで

藁をもつかむミン・チヒョンを王様はギョムを始末することに使おうとしました。
機密を倭賊に横流しするついでに、賊に協力させて師任堂を誘拐、
助けに来たギョムごと殺害する計画だったチヒョン。
けれど、家門が逆賊として処断されれば息子たちの未来がないと、
フィウムダンは師任堂を助け、息子たちを託しました。

ギョムも、知らせを受けた世子の兵が助けに来てくれて助かったものの、
死の間際のチヒョンから王様による命だったと明かされ
怒ったギョムは王様に詰め寄り、刃を向けるほど揉め、大罪人として指名手配に。

フィウムダンの子らの安全を確保し戻った師任堂は家に愛人を連れ込んでいる夫と
それに心を痛める子供たちを見て初めて子の前で泣きました。

子らの勧めで、夢だった金剛山に絵を描きに登った師任堂。
若き日、ともに金剛山で描こうと語り合ったことを憶えていたギョムも登りました。
ギョムと逃げようかとの迷いを捨て、
子のために生きると決意した師任堂は3日目一人で山を下りました。

ギョムはこの3日間を抱き、死を賜るために出頭。
大罪人とされた理由が自分を助けようとしたためだと知った師任堂は助命を嘆願するもダメ。
そんな時、ミン教授が寄越した暴力団から絵を守ろうとしてビルから転落し
意識を失っている状態のジユンと師任堂は不思議な邂逅をしました。
ギョムがイタリアに渡った朝鮮人だったことが師任堂との会話で判明し、
彼をイタリアに逃がせば天寿を全うできるはずと師任堂に彼を助けるよう指示します。

皆の助けを借り、そして世子ひいては二人の縁と断絶を知る内禁将をも動かしギョムを助けました。
予定通り、時間をかけてイタリアにたどり着いたギョムは
こうしてのちにジユンが手にすることになる歴史的な遺物を遺したのでした。

子どもたちを愛し、夫を責めず、人々のためにできるすべてをして
若くして息を引き取った師任堂。
心はギョムの元へと飛んだでしょう。

ジユンはギャラリー館長と接触し、彼女の心を動かしていました。
偽物を国宝指定しようとしていたミン教授や夫ソン会長によって踏みにじられる
美術界の名誉を思い、捨ててはならない良心に従って記者会見ですべてを明かした
ギャラリー館長によって正義はなされました。

学者としての名誉を取り戻したジユンは、RADEのメンバーとしてひそかに活躍している様子。
あのイタリアの古城シエスタ・デル・ルナへ導く手紙を受け取り、
もう一度訪れたジユンは、一人の韓国人男性と目が合い会釈します。
私たち視聴者にはわかるギョム生き写しの人、おそらくRADEのボス?

師任堂や、この地にたどり着いたイ・ギョムに思いを馳せるジユン。

2017.5.7
26話までB過去を乗り越え

師任堂たち「楊柳紙所(ヤンニョンジソ)」の紙が最高の高麗紙と認められたことで
製紙所として大成功を収め、2年の月日が経った頃には
科挙及第だけが目的ではない独自の学堂を運営したり、
流民など生きる術を持たない人たちが自立する手助けをするなど社会貢献もしています。
時間ができた師任堂は画人としても評価され天才の呼び声も高い。

一方で、夫は飲み屋のおかみとデキてしまい、おなかに子も。
結婚生活は窮屈だったと涙ながらに語る夫を理解し受け入れた師任堂。
子どもたちも末っ子以外は状況を理解しお母さんを気遣っています。

チヒョンは高麗紙競合で負けたあと、
これまでの不正の数々の罪を受けて流罪となっていたのですが、
復活のため地方を奔走していたフィウムダンが、
盗賊に襲われた公主を助けたことを感謝され、赦免に。

ただ失った栄華に執着するチヒョンはかつて思い通りに操っていた領議政らに袖にされ、
逆ギレて倭の海賊に求められるまま軍事機密を横流し。
謀反となれば家族に危険が及ぶと夫を止めていたフィウムダン・・・。

女性は宮の画員になれないという現実に落ち込む師任堂の娘メチャンのため
王様の肖像画を描く画員の応募に、性別身分は問わないと決めたギョム。
絵の実力が認められて採用されたのは師任堂。

しかし師任堂が女であることで不満を抱く画員らだけでなく、
世子がギョムに信頼を置きすぎることを問題視する王様からも目をつけられた二人。
でも民の力を借りてうまく乗り越えています。

さて、現代では遺体の見つからない夫の死を受け入れていないながらも
前を向いて歩き始めたジユンと息子、そして姑。
だけど、贋作疑惑を追及し続けるジユンらが邪魔なミン教授は
彼女が書いた論文に盗作疑惑を吹っかけ完全に美術学会から締め出しを始めました。

教授の脅しにはもう屈しないと決めたジユンやサンヒョンら。
彼らに応えてくれたのはRADE。
RADEもミン教授らが発表した「金剛山図」は贋作だとほぼ確信しているようです。

2017.5.2
20話までC面白くなってきて

せっかく入学できた学堂。
でも、学問を修めることに適していない環境のなか、
親の官位を鼻にかけた学友たちとヒョルリョンがトラブルになり
ついに姉母会の運営方針が正しくないと判断した師任堂は自主退学させました。

そこで大事なチマが汚された母親のために、シミを利用して大胆な絵を描いた師任堂。
一度折った絵筆とはいえ20数年ぶりに色あせない才能をみせました。

学堂の活動の中で、師任堂が絵筆を折った理由となった雲平寺の事件を知ったギョム。
師任堂が突然他の男と結婚した理由が、ギョムを守るためだったこと、
その元凶がチヒョンの虐殺事件と王様の送った詩によるものという
ふたつの理由が重なっていたことはギョムには大きな衝撃でした。

師任堂と人生が交わることがなくともずっと見守り続けると
まっすぐ師任堂に語ったギョム。
そして、チヒョンの虐殺の理由の一つだった紙専売を瓦解させるため、
明が献上品の「高麗紙」の質の低下を問題視し外交問題に発展することを見越して
師任堂たち工房を応援し始めました。

期限が迫る中、高麗紙の製法の肝となる材料と製法が記された観音図を
求め雲平寺へ行った師任堂。
追手としてやってきたフィウムダンらに雲平寺の紙職人の生き残りだった
パルボンお祖父さんを殺害され、ギョムに助けられて戻ってきた都の郊外で
チヒョンに襲われた二人。観音図を奪われ危うく命を落とすところでした。

秘法が記された暗号のような詩を解読した師任堂。
奪ったチヒョン側も解読してきて、王宮での高麗紙認定の最後2社に残れました。

さて、現代ではジユンたちが財団に本物を引き渡す準備ができていたのですが、
移送途中にミン教授に奪われてしまいます。
目の前で本物を燃やされて茫然自失なジユンたち。
追い打ちをかけるように、夫がソン会長に寝返っていた後輩の車で転落し
発見できないまま捜索が打ち切られてしまいました。
一世一代の勝負に負け、夫を失ったジユン。
度重なる出来事にショックをうけていた息子は心を閉ざしました。
姑の動揺は激しく、ちょっと心配ではありますが・・・。

けれど、ミン教授が燃やした絵すら偽物でした。
腕のいい復元師を抱えているミン教授。本物を眺めてブランデーグラスを傾けてました。

そんなミン教授を追い詰める影がRADE(ラド)と呼ばれるブロガー。
洋の東西を問わず絵画の目利きで、
RADEに指摘され偽物だと認定された作品も多いという。
そのRADEが「金剛山図」に目をつけています。

2017.4.30
13話までB師任堂第二の人生

次男のヒョルリョン君の入学に当たり、ギョムは協力しようと頑張りました。
借りを作りたくない師任堂と、資質も情熱も備えたヒョルリョンを応援したいギョム。
無事入学を果たしたものの、学堂の実質的な経営者ともいえる
姉母会が幅を利かせていて、そのトップはフィウムダン。

フィウムダンは20年前、平昌の県令だったミン・チヒョンに師任堂を陥れる行動に出て以来
お屋敷で働いており、チヒョンの妻が子を産めなくなった折に自分が男児を産むと直談判し、
生まれた子がチヒョンの唯一の息子となりました。

表向きは夫人だが、チヒョンにとってはただの使える女。
美貌と才能が有りながら、利用されているフィウムダン。
今でも初恋のギョムと師任堂の仲に嫉妬しているという、なんとも悲しい女性です。

さて、収入を得る道を、夫が買った山野に群生するこうぞに見出した師任堂。
科挙用紙が一枚1両という高値で販売されていたことから紙づくりをスタート。
フィウムダンが管理するチヒョンの店とは知らず、
5千枚の色つき紙を5日で納入しろという契約を受けたことで、
師任堂は自分を追い込みます。

そして、作業場のほど近くの山あいにひっそりくらしながら
食べるものに困っていた流民たちと出会い、紙づくりを共にすることに。
出きた5千枚の紙が契約した店主がおらず納入できない危機に直面したものの、
ギョムの陰の尽力で、最初の商品は無事売れました。
利益は全員で平等に分けるという条件で流民を雇った師任堂。

20年まえの雲平寺での流民虐殺放火事件のきっかけを作った事で
自分を責め続けてきた師任堂。
月日が過ぎた今、あの時の償いの機会を得たと語ります。

現代では、トスカーナから持ち帰った師任堂美人図に
焼け残った(とみられる)「金剛山図」を発見。
ジユンは美術館館長であるソングループ会長夫人の財団長に、
本物を手にすることで美術館の名誉は保たれると持ち掛けました。
その見返りは、夫の会社が潰された一件にからんだグループの裏帳簿。
果たしてうまくいくのでしょうか。

2017.4.29
8話までB20年後の師任堂たち

物語は、師任堂が生きた時代を描きつつ、
現代のジユンとサンヒョンが師任堂の日記を通して知りえる
「金剛山図」についての謎を追っていく展開となっています。

青年時代のギョムはサイムダンと出会い、ともに芸術への造詣が深いことが縁となって
恋仲となり、縁談を申し出るという所まで来ました。

しかし、師任堂の父は政変の折に失脚した士林派の一人だったことから、
ギョムの父である王、中宗より、当時の事を偲んだ詩を受け取っていたのですが、
その詩が流出したことで政争を怖れた王は詩を送った人を
殺害し、口を封じるという手段に出ました。

その詩を垣間見て憶えていた師任堂。
雲平寺で美しい観音像を描き、そこにその詩を書き留めていて、
貧しい流民の少女にこの絵をあげたことで、
寺で宴を開いていた県令のミン・チヒョンがそれを目にしました。

雲平寺の高麗紙の製法を盗んだチヒョンはこの機に寺にいたものを皆殺しにし、
この絵を描いた師任堂も見つかれば命はない。

師任堂のお父さんは自分が死を賜ることを知っていて
チヒョンからも王からも娘を守るために、
屋敷に長期滞在し師任堂に思いを寄せていた王とは縁のない貧しい学生と結婚させ、
この世を去りました。
師任堂もまた、ギョムに命の危険が及ぶことは避けたい強い思いでした。

そして20年、ギョムは師任堂を忘れられず放浪と放蕩の日々。
その末、お膳立てされた婚姻も破棄し後始末として王様から都で芸術を振興する
「比翼堂」の運営を任されました。

一方師任堂は4人の子を連れて都に来たものの、
先に来ていた夫イ・ウォンスが知り合いに騙されて、
師任堂のお父さんから譲られていた家を手放し、何もない山野を買わされていました。

住むところに困ったため、
母の思いやりで受け取っていた「もしもの時」のお金であばら家を買い
修繕と内装を整えて居は構えたものの、これからどうやって食べていくか。
師任堂は今でも科挙及第のために夫を支え続けていて、
今度こそ気合を入れて頑張ってほしいと祈るのみ。
そんな都で、師任堂は、有力官吏となっているミン・チヒョンを見かけ戦慄します。

そのミン・チヒョンに20年仕えている夫人はフィウムダン。
彼女はギョムに思いを寄せ、師任堂に嫉妬していた旅籠屋の貧しい娘ソクスン。
チヒョンとの間にできた長男が通う中部学堂で、師任堂を見かけます。

師任堂の次男ヒョルリョンは学問が好きで、この学堂で教授と出会い、
学堂への入学を進められているところです。

入学するにしても、先立つものがない師任堂の家。
貧しい暮らしをどう立て直すかが、師任堂の急務です。

さて、現代のジユンは夫から債務取り立てが厳しくなることを見越して
離婚を提案されています。
ミン教授の「金剛山図」は偽物で、これを担保にソン財団は多額の金を用意、
それと同時に、ジユンの夫の会社も、不正株取引で潰されていたことが分かりました。
ソンギャラリーの裏帳簿を手に入れれば明らかにできるとわかり、
旦那さんは諦めずに追及していくつもりのようです。

2017.4.24
3話までB入り込みやすい雰囲気

イ・ヨンエの復帰作として鳴り物入りで同時公開スタートしていた本作。
40代に突入しているイ・ヨンエは相変わらず美しい。

気合入り過ぎで空回りパターンだったら、と不安に思ったのは一瞬だけ。
舞台説明から人物相関説明まですんなりと運び、
とんとんと3話まで見てきました。いい感じで見て行けそうです。

さて、イ・ヨンエ演じるソ・ジユンは韓国美術について教鞭をとる准教授。
韓国では教授以外はみんな講師と呼ばれている様子で、
教授になれるかどうかが一大重要事項のようです。

教授の家の掃除、大物洗濯やらおかずの差し入れまで
身を粉にして仕えながら研究にもいそしみ、はやいく年。
ようやく教授へのチャンスをもらえることとなり、喜んだのもつかの間、
任された一大発見の絵画アン・ギョン作「金剛山図」の真・贋が怪しいことを
発表会で否定しなかったために教授の逆鱗に触れ、
体よく状況をねつ造されて懲戒処分を受け失職してしまいました。

教授の学会のサポートで行ったイタリアでクビになり
失意の中町をさまよっていた時にもらった古本に導かれるように
古城へと向かい、そこでジユンそっくりの朝鮮時代の女性が描かれた
素晴らし絵画を発見しました。
絵と共に保管されていた冊子は「師任堂(サイムダン)」という女性の日記。

これを不当解雇された講師サンヒョンに読解してもらうとそこには、
本物の金剛山図がどういうものであったか、詳細が描かれていました。
と同時に、歴史に名の残るサイムダンとイ・ギョムが
結ばれなかった初恋の相手だった事も読み取れました。
イタリアの古城に残されていた絵はイ・ギョムによる師任堂の肖像画らしい。

師任堂にそっくりなジユン。
ファイナンシャルプランナーとして成功していた夫は、
偽の金剛山図を担保に資金を得ようとしている財団の理事と
ミン教授の罠によって破産させられ、不正の咎で逃亡犯となっています。

事故にあって意識を失っている間、ジユンは
師任堂として子ら3人を連れて実家に父の法事で帰省するという体験をします。

目覚めてから、親友で財団復元センターのへジョンや
漢文読解すらすらのサンヒョンらの助けを借りて
金剛山図はじめ、天才が同時期に存在していた頃の詳しい事情も見えてきそう。

何としてもミン教授の金剛山図が偽物であるという証拠を手にし、
学会から干されてしまった自分の身分を回復させたいジユンです。