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テワンセジョン
ハマり度☆D人物の魅力が輝く

大王世宗 DVD-BOX 1
BOX 2  BOX 3  BOX 4
●2008年 韓国KBS  全86話
●演出:キム・ソングン   ●脚本:ユン・ソンジュ
●出演:
キム・サンギョン(世宗)  
キム・ヨンチョル(太宗) 
パク・サンミン(世子護寧大君)
イ・ユンジ(昭憲王后)  
イ・チョニ(チャン・ヨンシル) 
●視聴:2009.8.31-2010.1.3  BS4&DVD(45話から60話まで
●Story
高麗王朝から朝鮮王朝に変わり、第3代目王の太宗は、力のない兄との軍事闘争に
打ち勝って王となり在位20年目を迎えていた。
まだ国は不安定で、強い王朝を築く事を優先していた太宗の王権を脅かす気配も濃厚。
そして王の執政殿である大殿で世子を脅かす文言と共に他殺体が発見された。

その時、第3王子である忠寧大君が行方不明となっており、
まるで忠寧大君が世子の座を狙っているかのような思惑が出てしまい窮地に陥る。
しかし彼は書物ばかりで現実を知らない事を師匠に指摘され
世間を見ようとこっそりと邸を抜け出していた。
そしてその行動を利用しようとしているのは、滅びた高麗王朝復興を目論む末裔達だった。

●「大王世宗」での朝鮮王朝 歴代王図はこちら
レビュー
1−5話  6-10  11-15  16-20  21-25  26-30  31-35  36-40  41-45
46-50  51-55  56-60  61-65  66-70  71-75  76-80  81-83  84-86
李朝を太平に導き文化的な発展を推進した
世宗の偉業を魅力ある人物像で描いた人間ドラマ

最終話のしかもラスト、
ヨンシルが世宗のことを言い表した言葉とその場所を見て、ハマリ度DへとUP。

「あのおじいさんは誰?」とたずねる女の子に、
「あの方はもっとも高貴だが、もっとも低いところにおられる方だよ。」と答えます。

既得権や身分が高いがゆえの利己心に揺れることなく、
反対するものを排除することない絶対的なリーダーとしての素質と、
下層であるがゆえに学問を学ぶ機会も得られない民の心に寄り添いながら、
どうすれば生活が向上するかに心を砕く。
理想的な政治家であり学者であり王である世宗の魅力を表現しています。

このドラマは人に対するセリフがとても秀逸で、
親子間や主従間ももちろんだけど、
友人間でさえぐっとくるセリフがたくさん出てきます。

当然、王になってからの心からの同志たちはこの人間関係に成り立った素敵な関係です。
まずそこが大好きでね〜

そして、世宗を描こうとすれば、必然的に描く事となる彼の王としての徳。
これを大君時代の体験を通して後の世宗の信条となっていく出来事を描いた後、
数々の現代に続く新しい人権に関連した文化的な偉業をつむいでいきます。

ばりばりのカリスマあふれる王として描く事もできただろう世宗役に
ちょっと優しげなキム・サンギョンを起用したという事に私は賛辞を贈りたい!

ドラマ「弁護士たち」の時に感じたのですが、
強くて男っぽいんだけど、なんだか暖かい慈愛を感じる男だなぁって思ったんですよ。
男同士に生まれる友情というか、男が惚れる男っていう感じなのかなぁ?

このドラマ「大王世宗」の脚本なら、やっぱりこう言う”知的だけど
男らしい部分も見え隠れする優しい強さ”の表現できるキム・サンギョンなのよ!
顔は地味でも!(関係ないか(^^ゞ)

戦闘シーンの相次ぐ歴史ドラマでも愛憎渦巻く陰謀まみれの宮廷ドラマでもない「大王世宗」、
私のお気に入りとなりました。


2010.1.3
86(最終)話でD世宗の魅力を表現しきった

世子に政治をほぼ任せ、隠密で文字の創製に心血を注ぐ世宗。
朝鮮語の音の特徴を見つけたが、細かい音の表記のため、朝
鮮語の発声メカニズムを知ろうと解剖に着手。
儒教国において、肉体を意図的に傷つける事はタブーとされ、
外国の解剖ができる医者を連れてくるまでにひと騒動・・・。

文字創製反対派のマルリが明と手を組み
世子の弟晋陽大君(86話で首陽大君と世宗に名を与えられる)を王にしようと
世宗暗殺まで企てる展開に。

しかし、自らの失明を受け入れても文字創製を諦めなかった世宗は
在位し28年間のうちの数年間という短期間で
朝鮮独自の発声に基づいた表記文字を完成させた。

常に民を思い、いかなる反対や困難に合おうとも理解し治めようとする世宗の
慈愛に満ちた高潔なる生き様を描き、王材としての資質が花ひらき、
同時に民と共に生きるうことを師匠だったイ・スと決意したあの丘でラスト。

2010.1.2
83話までC仕事への熱意と友情に涙

朝鮮が不敬な国である証拠をつかもうと必死の明や
王の文字創製に反対するチェ・マルリらからの横やりに苦慮しつつも
完成させようと一直線の世宗の熱意が溢れてる。

文化的に飛躍しようとヨンシルを中心に団結してきた世宗時代だけど、
そのキーパーソンであるヨンシルを狙う明。
ヨンシルを救うためにとった方法は、
王に不敬な事をしたために生死をさまよう刑を与え死んだ事にする方法。
苦肉の策過ぎるものの、ヨンシルと王の信頼関係の上に成り立つ悲しすぎる方法が国を救います。

朝鮮語独自の発音や韻の秘密を見つけようと必死の文字創製チームたち。
鍵となる秘密の一つを見つけたものの、もう一息が得られない焦りの中、
世宗は病気から失明の危機に瀕しています。
文字完成への情熱が胸を打つ展開に、ちょっと涙しました。

2009.12.26
80話までB偉業への道は険しい

明が世界の中心であるという中華思想を朝鮮半島は受け入れざるを得なかった歴史が見えますね。
朝鮮の言葉を表記できる文字を作る事で、民が意思を表現したり読んだりできることを目標として
頑張れば頑張るほど、明から、逆らっているという烙印を押されそうになる。

ただでさえ、簡儀台という天体観測機器を明の技術から盗んだことを突き止めようと躍起だから
戦争を吹っかけられないかびくびくの朝鮮王朝です。

けれども、官吏たちとしても、自分達の学は中国からの資料や文献からくるもので、
高い学問をもつ人々はすべて漢字ありきという既成概念からは逃れられないせいで、
新文字の創製には反対派が多い。
ただ希望がもてるのは、世子の世代の若い官吏たちが、
新しいことに対する熱意を示してくれている事。
明からの圧力をどうかわし、現代の朝鮮の文化となるハングルを作り出すのか
見守りたいと思います。

それにしても、日本語はたしかに良くできてるわねぇ
漢字と仮名と、訳せないものはカタカナで表記することで、
日本語の発音に沿った文章がかけるんだもんね・・・。
鎖国するといって鎖国しちゃえた島国日本の平安時代に独自の文化が開いたことと重ね合わせて
しんみり納得した数話でした。

2009.12.17
75話までB世宗の偉業へと

明と政治摩擦が起こりそうなところまでいきましたねー。
国境地帯の問題では戻ってきたカミソリのような知略家チョ・マルセンが活躍してくれました。
今度は朝鮮が開発した新兵器の存在を確認し、
その情報がほしい明の情報機関東蔽はスパイを使ったり、
うまい話で情報を流させようとしたりとかき回してくれましたよ、ホントに・・・(汗)

一枚岩となり始めている朝鮮で明のために働くよう寝返らせるのは大変な様子。
情報は漏れることもなく、明の支配からも少しずつ脱却はしている模様です。
高麗の時とは違う朝鮮なわけですね。

さて、文盲の奴婢が殺人の罪を着せられた一件に直接関わった世宗。
文字の読み書きができない事でこうむる民の不利益を失くさねばという次なる政策の芽が出始めました。

2009.12.9
70話までB-C師匠イ・スとの別れが・・・・(涙)

放火の主犯は朝鮮国を心底思っていたが
世宗と対立してしまったチョ・マルセンの仕業だと判明。
死罪をという上奏もあったが、
世宗はマルセンの愛国心と政治家としての能力を買っており、追放に留めた。

世宗の御世も11年〜14年と経ち、世宗の長男ヒャンが世子として冊封されていた。
朝鮮の勢いを女真族に押さえさせたい明から軍事協力を得て、
女真族が朝鮮に挑戦的な態度を見せ
はじめていた。

世宗は国境地帯での防御基盤の整備を推し進めていく中で、
今は女真族の地となっている遼東に昔の国境線があったことを知る。
明国が認めたとも記録に残っている北の端にあたる国境碑を極秘に探させる世宗。
その任務を受けたのが師匠イ・ス。
苦難の末見つけたものの、明の情報機関がイ・スを拉致し、
碑を記した地図と発見の証を奪おうとしたせいで
帰らぬ人に・・・(涙)
心の父を失った世宗の深い悲しみが堪えたわ。

国境地帯で世宗のため・村のみんなのために精一杯働いていたタミは、
女真族の急襲で、武官ジョンソを庇って帰らぬ人に。
この地を譲ることなど決してできない朝鮮は、
いよいよ、眠らせていた才能チョ・マルセンを呼び戻すのでした。

2009.12.4
65話までC悲しみ苦しみを背負う人生か・・・

天体観測用の儀器製作に入ったヨンシル達は、再度明に渡ることに。
おりしも明では皇帝が崩御され、家臣連は浮き足立っていたが、
ヨンシルたちの一大問題となったのはダヨンの殉葬!
いずれこの風習はなくなるのだけれど、ダヨンの頃は皇帝とともに妾妻らも生きたまま葬られるらしく、
それを防ごうとヨンシルや朝鮮人の宦官ファン・オムが最善を尽くしたが叶わず、
ヨンシルとダヨンの辛く悲しい離れ離れの別れに涙しました・・・。

さて世宗が即位して8年目
朝鮮に帰化を求めて命がけでやってくる他民族を受け入れる政策を取った世宗。
しかし、国境地帯で異民族との禍根が根強い地域の人々は、
敵を朝鮮に入れることは受け入れがたい事実。
直訴しようと国境住民が集団で都にやってきたところ、都は放火で大火事。
でも、これは王の失政として民心を王から遠ざけるためにチョ・マルセンが取った工作。

放火犯だと誤解される国境住民のリーダーは、鏡城にいた頃面倒をみた孤児のタミ。
女真族との小競り合いが後を絶たず、文字も読み書きできず、陳情もできない貧しい民達。
王の真っ直ぐな気持ちは彼らに届いたけれど、世宗の思う善政を推進するには、
これまでの慣習や常識を信じてきた年長者を納得させないといけないね、
とりあえずチョ・マルセンを何とかしないと・・・。

2009.11.20
60話までC能力重視の世宗

世宗が王になるときに言った言葉どおり、
能力ある人材を守り重用することを王の役割の一つだと実践してます。

貢女として明に送られ、今は明皇帝の側室となっているダヨン。
ヨンシルにとって唯一愛した女性ダヨンの力を借りてでも、
明の天体技術を命がけで得てきたヨンシル。
彼以上の人材がいないため責任者に抜擢し、
官位を与えることで迅速な儀器の製作を計りたい世宗の思いとは裏腹に、
金で売買できる奴婢の下でなど働けないという現場や、
奴婢に官位を与える事は歴然たる身分制度を崩壊させるきっかけになりかねないと
猛反対する重臣たち。

混乱する朝廷のなかで、世宗はヨンシルを諦めず、
その意を解した集賢殿の面々も志を一つにしてくれました。
なかでも、強硬に世宗に反対し続けるチョ・マルセンに送り込まれていた集賢殿のムンが
世宗側についてくれ、ファン・ヒと世宗が彼を罷免するのではなく、
取引の末折れてくれるよう働いた事が大きかった。

「女人天下」の第11代中宗の頃には、主人公ナンジョンの口から”免賤してもらう”
という言葉が出た事あるんだけど、世宗の頃には”免賤”というシステムはないようですね?

身分を問わず才能を生かす「適材適所」を実践したエピソードでしたね〜

2009.11.14
55話までC人間関係の描写はすばらしい

このドラマの脚本家ユン・ソンジュさんの描く人間関係はセリフにしろ最高ですね!
本当に私好みです!

上王様ーーー!(涙)
李朝を磐石なものにするため、刀を振り続けた人生だったと語る太宗。
非情すぎた政治だったけれど、次の世宗時代で朝鮮が文化的な発展をし
平和で安定したものになったのは太宗が礎を築いたことに他ならない。
フィクションの人間ドラマの中に、
親子の愛情と国を背負った義務を抱き続けた王様の表現はこれで良いような気がします。

さて、朝廷は仏教弾圧の方向へと向かったけれど、大妃が病に倒れ、
祈るしかできない無力な人間が御仏に快癒を願う心の支えにしている事を知り、
信教の自由を選んだ世宗。
あくまでも国が推進するのは儒教であることに変わりはないが、
それを定着する努力を続けることにとどまった。

兄孝寧君も手にかけることもなく事態を収拾できたが、母大妃様は帰らぬ人に。
そして、父上王様も安らかに永久の眠りにつかれました。

上王様の握っていた軍権は、兵判チョ・マルセンが奪ってしまった形となり、
力量のある政治家を得るため、世宗は譲寧君の失脚で自らも政界を退いていたファン・ヒを迎えた。

世宗はまだ作られていない朝鮮の天文図を作るため、
その天体観測儀器をヨンシルに作らせようと明へと送り出すところ。
この事は一方間違えば明の皇帝に刃向かうことになるそうで、
重臣の反対も多かったですけどね。

2009.11.2
50話までB対馬問題で下げ・・ちょっとシラケちゃって(汗)

王としての実質的な資質を常に問われる世宗には、
軍権のからんだ対馬征伐でも上王を相手に四苦八苦。
だけど、外交に重点を置き、
征服しない方向での倭寇問題の解決は世宗の政治的手腕を描くに十分でしたね。

ただ、この対馬征伐は「応永の外寇」と呼ばれるものですが、
随分都合よく解釈されちゃってますよね・・・(汗)
対馬とは和睦したんでしょ?降伏って・・・対馬の宗さん白旗揚げて土下座しちゃってるし・・・。
世宗の外交手腕と、本当は征服できたのにしなかったんだからね〜的な美談にしちゃってる感が・・・。
国民にはこの表現で胸をすかっとさせてあげたかったんでしょうけどね(苦笑)

さて・・これで世宗の株が上がったと思ったのもつかの間、朝廷の抱える天気予報士が
旱魃だと予報しながら、大洪水の被害・・・日食の開始予報まではずし、
世宗が天に見放されたんだという世論が広まった。
ここぞとばかりに重臣連は王の頭脳機関「集賢殿」の廃止へと持っていき、
畳み掛けるように、洪水で被災した民を仏教寺院で救済活動していた兄の孝寧君を
儒教国名の下で仏教を布教する重罪だとし処罰を求めてきた。

兄は野心など全くないのを知っていても、
世宗は政敵すら倒せないような王だとの烙印を押されてはならない。
仲間が精一世宗を助けようと頑張ってくれてますよー。

2009.10.30
45話までC上王との関係にひやひや・・・

22歳ほどの若さの息子を見ていたら何でも危うく感じるのが親というものなんでしょうが、
上王はもともと武力圧政型の人・・・。
世宗の側近達が「王を操って権力を持とうとする人々」に見えてしまうみたい・・・。
世宗の理想と人徳を買ってくれた将軍のカン・サンインさんをはじめ、
義父シム・オンさんのような清廉な人まで粛清に(涙)

無実の父を救いたいと願った王妃までも逃走を示唆したとして廃妃になりそうなところまで・・・。
王妃の父への思いが痛いほどで、また父シム・オンさんの王妃への言葉は、
国と国王を憂える臣下であり、後の王となる王子の母であり国母である娘王妃への
暖かくも厳しい遺言でした。

これって第44話だったんだけど、泣いて泣いてもう瞬間ハマリ度Dですよ〜
廃妃はさせない世宗でしたが、
これからの辛く苦しく長い王妃としての人生を思うと、涙が止まらなかったですね。

時勢は、対馬からの度重なる攻撃に限界を感じた上王が倭寇征伐への方向へ一直線。
けれど、対馬の情報を最大限得たうえで戦の費用や徴兵など、
それに関わる試算が不可欠だと考える世宗との間で
一歩間違えば血の雨が降るかもというムード。

でも、対馬の動きは単なる倭寇ではなく、その背後に幕府までいるとなり、
和平への交渉も見込めなくなった。
世宗はやるからには勝つ。最大限の協力をすることに決定し、
上王との意見の相違はここで解消となりました・・・
ひやっとするわ〜

譲寧君が世子の頃は、側室の息子だからと冷遇を受け続け、
王位すら狙おうという勢いだった敬寧君が
今では実の兄孝寧よりも心強い存在感なのがうれしいです!

2009.10.27
40話までC世宗即位!

とうとう第二幕へと突入するときがやってきました!世宗即位です!父王からの禅譲です!

正しい状況判断なく、強い朝鮮のために近隣部族征伐にばかりこだわる世子は
父王のいぬ間に鏡城へ進軍。
でも現地でそれを止めたのは忠寧。
征伐の口実を作るために鏡城の民を危険にさらすという安易な作戦を批判し、
その不条理さを進軍してきた兵卒らに悟らせ、誤った命令に従わないことを選択させた忠寧。
このことで、忠寧は都に戻る決意をしました。

そんな展開の中、世子が貴族の愛人だった女オリを囲っている事で不義のスキャンダルまで・・・。
世情は世子に次期王失格の烙印を押し、「賢者」を王にすべきだとの世論が高まった、
その賢者とは忠寧。

世子はすでに世子として生きることに限界を感じていたんだね、
愛するオリと宮を出て暮らしたいと思ったのかも。
しかもその後を託すのは忠寧だと孝寧にも言っていたね。
争いのないよう、王様も世子も考えていたんだよ。世子廃位後「譲寧大君」と呼ばれます。

世子になったら、今度は旱魃が朝鮮を襲い、世子の責任にされそうに・・・
窮地を救うために王が取った策は、「禅譲」

こうして忠寧は父王在位18年の後、世宗として即位しました!

いよいよ世宗、善政への道はスタートです!

2009.10.16
35話までC世子の失政やね・・・

忠寧・・・世間に絶望し、自分にも絶望しての2年間。
自分の住む鏡城の人々と同じように暮らしながら、
そこに住む人々に以前の様な暖かいまなざしを向けられないでいました。

忠寧の住む鏡城はまさに女真族との国境地帯。
大きなトラブルなくここまでこの村がやってこれたのは、
状況判断によって民人を守るため献身的に尽くしてきた将軍がいたから。
そんな鏡城へ、世子が火筒軍を国境警備のためといって送ってきました。
しかし、その目的は、女真族征伐。
女真族を刺激し攻めさせておいて、それを口実に討伐を実行しようというもの。

この衝突で村は攻撃を受け、ほとんどの村人が殺害され、
忠寧は残された子どもたちの涙から何かを感じます。
火筒軍の使命を悟って、彼らを防ごうとした事から、
忠寧に謀反の容疑がかかってしまいました。
調査官として公正な領議政さん(ペク頭領@女人天下)が現地に到着。
忠寧が謀反とは全く縁のない人だと話すたびに感じ、王材であることも確信している模様。

一方世子は、討伐隊を王様のいぬ間を狙って進軍させてしまいました。
これはかなりまずいんでないかい?!

2009.10.13
30話までC第2章へ突入という感じですよー!

高麗復興団壊滅・・・。
彼らの目的は、決して復興というものに固執したものではなかったですね。
高麗がなくなったのは、自らが腐敗した末路であった事は十分承知していました。
彼らは根本的には今の朝鮮王朝の暴政に反対する勢力であったわけです。

彼らと交渉することで歩み寄れないかと一人向かった忠寧は人質となってしまい、
交渉の間すらなく助けに来た兄世子の軍によって高麗団は捕まってしまいました。
結果は、王子がみすみす無謀にも敵に捕らわれ、王室に迷惑をかけたという展開に。
処刑をせよと王から命じられた忠寧。
しかし、彼は「王朝を奪ったが、善政を行えていないわれら王室は、
まずは彼らに謝罪せねばならないのでは」
という考えを貫きます。

残った高麗団が王宮の秘密通路を通って王を狙うが、
先回りした兵に迎え撃たれ首長も自ら王の前で自刃。
こうして、民の声と重なる部分の多い高麗団の抵抗は幕を閉じました。

さて、忠寧ですが・・・。「反省がなく民の声に答えられない王室なら、
自分は王子など辞めます」といったよねー。
そうして女真族との国境地帯である鏡城という場所へ実質追放・・・だよね〜

そして2年の月日が流れ・・・。
朝廷では世子に仕事を任せてみる事にした王様。
だけども軍事強硬派の世子は軍事面に力を注ぎたいけどそれには費用がかかるということで、
王妃の弟達、つまり世子の叔父さんが捻出方法を提案。
でもその政策は実のところ自分達の私服を肥やせるもの。
さぁ・・・政治勢力の塗り替えを測る外戚の立場、うまくいきそうで難しいですぞー!

2009.10.2
25話までC高麗復興団動きすぎ〜

楚宮粧の命を助けつつ世子のスキャンダルを静かに終焉させようとした忠寧だけど、
世間にばらして王室の威厳を貶めようと事を荒立てたのは他でもない高麗復興団たち。
でも世子側は王材と言われ始めた忠寧が
世子を追い落とそうと仕組んだと思い込むからそれも彼らの思う壺。

でも、その突破口を見出し王に進言したのは忠寧。
真相を追究するのではなく、疑惑を払拭するために掬問(証人喚問)を開き
事を正面から収めてしまおうというもの。
世論はこれで収まったけど、内容がほぼ嘘だとバレバレ。
とりあえずは世子は姑息なやり方だけど耐えた。

なのにーー!高麗復興団は忠寧暗殺を決行、未遂に!
これは世子側である王妃の弟らミンたちが仕組んだように見せかけてあり、
兄弟に深い溝をつくらされる憂き目に。

忠寧を狙った武器がまだ王室の武器管理部でもできない精巧な技術で
作られていたことからヨンシルに辿りついた。
このレビューでは初登場となるヨンシル君。忠寧との出会いですな〜

ヨンシル君は、両班のうちの奴婢だった男の子。火薬も扱えて、
鉄を扱う技術にも才能があります。
そこのお嬢様ダヨンと相思相愛となったため幾多のひどい目に遭ってきてます。

そんなダヨンは、逮捕されたヨンシルを助けるため
お父さんとの交換条件で明への貢女(皇帝に貢がれる生娘)を受け入れ旅立ってしまいました(涙)
この二人は時代劇ではあまり見かけなかった、結構な熱いキスシーンを演じております(照)

2009.9.26
20話までCセリフが良いよねー!

忠寧にしろその妻シム氏も、生まれながらに高い身分を持ち、
世俗から離れているにもかかわらず、
人間としての暖かさというものを感じさせる、実に良いキャラクター設定ですねー!
人間の弱さを理解していて、この立場であるが故に民を思う余裕がある。
この人柄や考え方が、
二人を今後、歴史に残る王であり国母とさせる布石となってるように思います。


世子が上王の愛妾・楚宮粧にちょっかいをだしたことがバレ
また、世子を慕う成均館の儒生たちを明との戦の準備に借り出そうとしたことで
儒生たちから見限られるということが相次ぎ、
そのどちらへも助け舟をだした忠寧は、自然と人望を集め始める結果に。

「本人も気づかぬうちに王材へと急成長してしまっている」
と危機感を募らせるのは母である王妃。
自分の息子達が、
世子つまり後の王座をめぐって血を流すなんて耐えられないのはどの母も同じだよね。

2009.9.18
15話までC止まらないね(笑)

毎日の放送でよかったわ〜〜!
なんだか忠寧の人柄が好きなもんで、彼の状況判断のよさと、
行動の根底にある優しさを応援しちゃうんだよね!

明の使者の横暴さに、世子と思いを分かち合った儒生たちが
太平館前に座り込んだことで起こった「成均館の弾圧」や、
高麗王朝の復興を目指す一派がその混乱を利用して李朝を倒そうと目論んだりと、
問題は矢継ぎ早に発生。
また地方の高麗王朝復興組が太平館になだれこんでの使者殺害未遂や毒殺未遂事件も発生。
どれも失敗となり事なきをえてます。

まだ国内の治安が全く安定してないんだよねー。
明の要望にこたえきれない朝鮮王朝は、世子を人質として送らざるを得なくなってしまいました。

その一方、世子の態度でご機嫌をひどく損ねた明の使者には交渉のテーブルにさえついてもらえない。
でもそこは忠寧と志を同じくしたユン・フェさんが掴んだ情報が生きた!
なんと明の使者ファン・オムは朝鮮人。
まだ高麗だったこの地に残した妹がいた事を突き止め、会わせてあげたよ。
ご機嫌もなおり交渉再開できました。
でもその要求で世子の人質問題はまだなんともいえない感じでしたが・・・

それにしても、世子を人質に持っていかれないようにと使者の毒殺を指示したのは
忠寧のお母さん=王妃様。
いくら死人に口なし、なんて言っても、
そんな事が起これば明との戦争が避けられない外交上の大問題。
それを食い止めた忠寧の事を知って、お母さんは
「兄を陥れて権力を握りたい子は私の子じゃない」といってお怒りに・・・。悲しい忠寧。
忠寧の本心を分かってくれる人はちゃんといるんだけども、まだまだ立場が難しいからね〜。


2009.9.10
10話までCなんだか好きなドラマだー

世の中を憂えることとなり、そのために何かできないかと心を揺らして行動した事で
大事な臣下や救いたかった民すら制裁を受け、
時には死なせてしまう立場である事を痛感した忠寧。
青年になった彼は妃を娶り、もうすぐパパになろうとしていますよー。

長兄の世子は今私が視聴中の「女人天下」で無口な武術の達人を演じている
パク・サンミン@キルサン、
この「大王世宗」では次期王としてのプライドもある上に武術が得意で結構不敵な人に育ってます。

叔父であり、父が王位を奪った上王の愛妾を狙ってみたり、
勢いと感情を押し付ける彼は危なっかしい・・・。
でも明の使者が理不尽な要望を押し付け朝鮮を侮辱したことに腹を立てとうとうとんでもないことを!

建国して20年しか経ってないこの朝鮮王朝、なのに王は3代目(→歴代図)ということで、
当然王権を巡って王子同士の争いなどがあり、兄王から政権を奪って今の太宗王がいる。
国としてまだまだ安定はしていない状態だから、
外交にも注意を払ってる最中なのに世子の態度はまずいよ・・・。


兄である世子の影で国の役に立ちたいと考えている忠寧は、
思慮深くて相手を思いやれる人になってます。

兄が戦論を繰り広げたら、借り出される民の命を思い、
兄が明への反感を隠さないのをみれば、強硬な外交にならないかと心配する・・・。

この忠寧の地に足着いた考え方を目の当たりにする臣下たちは
心のどこかにその「徳」を刻んだかも。
でもそれって、まだ数年前の王子の乱が記憶に新しいから世子への反逆の芽
とも取られるわけで、ね〜・・・。

2009.9.4
5話までB子役時代がほんとにいいんだよねー

韓国ドラマって子役時代がいつもとってもいいよねー。本当にうまいんだもん層厚い!
さて、他に長編時代劇を視聴中にも関わらず視聴を決めたのは
ドラマ「ファン・ジニ」を執筆した脚本家さんの作だったから!

「イ・サン」のイ・ビョンフン監督のように、監督の撮影手法や解釈が強烈な個性となるものなんだろうけど、
やっぱり脚本が良くないとストーリーの厚みは増さないよね。

期待通り、「大王世宗」のこの5話までは
「王とは、世子とは、王子として、政治とは、民とは」などなど、
後の世宗となるティーン突入直前の忠寧大君が、
記憶に深く焼き付けることとなる貴重な体験が描かれました

登場人物の多さにめまいを起こしそうになりながらも3人の大君の
麗しい美少年ぶりに励まされ5話まで(爆)

それにしても王の傍で従事する秘書官などの役者さんは、
ミニシリーズでなら常に大物クラスを演じるおなじみの皆様がなんとも勢ぞろい!
いやぁー参ったね〜
で、一番ツボだったのは、忠寧大君の師匠は「ファン・ジニ」でジニのお母さんをずっと支え続けた
コムンゴの達人のあの物静かな楽士さんだったこと!理知的な目ですよね〜



●「大王世宗」での朝鮮王朝 歴代王●

王朝建国1393〜1398(在位5年) 太祖 世宗のおじいさん
高麗国から朝鮮王朝へ。李氏朝鮮建国の祖
2代目1398〜1400(在位2年) 定宗 世宗の叔父さん(太宗の兄) 
5番目王子であった弟太宗に、クーデター(?)により王権譲位 
太宗即位中は上王として隠居生活? (上王に息子達がいる気配なし、粛清されたの??)
3代目1400〜1418(在位18年) 太宗 世宗の父  
世宗に王位を継がせるまでは第1王子の譲寧君を世子としていた。
世宗即位後は上王として、世宗30才までは軍権を預かることとしていたが、約4年後1422年没。
4代目1418〜1450(在位32年) 世宗 主人公    太宗の第3王子(忠寧君)
21-22歳(?)で父王から禅譲をうけ即位。