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英国王のスピーチ ハマり度☆C
第83回アカデミー賞作品賞ほか4部門受賞
☆監督:トム・フーパー
☆出演:コリン・ファース   ジェフリー・ラッシュ  
ヘレン・ボナム・カーター  ガイ・ピアース
2012.4.1視聴

幼少期の乳母から受けた虐待ストレスや肉体的矯正と王室独特の心的な要因が重なって
吃音症に悩んでいた第二王子アルバート。
彼が出会った言語療法専門を掲げるローグとの治療の様子を描いてあるのだけど、
根底に根ざしていたのはローグのアルバートを助けてあげたいという強い使命と厚い友情でした。
兄からの譲位で即位してすぐに第二次世界大戦が勃発、
国民の心の支えになるべく王としてのスピーチを成し遂げ克服への大きな前進がクライマックスでした。
演じたコリン・ファースのリアルで人間味溢れるジョージ6世がとても眩しかった。
スピーチの最中はこっちも緊張した、良かったです






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愛の運命〜暴風前夜 ハマり度☆A
☆監督・脚本:チャ・チャンホ   ☆製作:イ・テフン
☆出演:キム・ナムギル  ファン・ウスレ  チョン・ユンミン
2012.5.26視聴

正直私には響かない作品でした。
衝撃的な要素をたくさん盛り込んでおきながら心情を深くえぐるよりもムードを優先した
とも取れる印象。
終身刑を受けたスインが妻殺しの濡れ衣を晴らそうと脱獄するも真犯人に自殺され
失意の中出会ったわびしい海辺のカフェオーナーのミアと恋に落ちる話。
二人の接点は、ミアの代わりに殺人の罪を引き受けて入獄したHIV患者の男。
ミアは男との性交渉で、スインは感染すれば釈放されると勘違いして
男の血を注射していてそれぞれがHIV患者・・・。
この恋に未来がないと知っている余命わずかな二人がかすかな幸せを求めて寄り添う儚げな恋。
ナムギル独特の演技がこういう役のオファーを呼ぶのだろうけどそろそろ脱皮も必要かも。









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アジョシ ハマり度☆C
☆監督・脚本:イ・ジョンボム 2010年
☆出演:ウォンビン  キム・セロン  キム・ヒウォン  キム・ソンオ
012.11.21視聴

本国でかなりの興行成績を上げたイケメンスターウォンビンの話題の映画。
とはいえ、「母なる証明」のあのウォンビンの演技を思い浮かべれば、演技力に難なし。
熱く哀しくも非情なバイオレンスに満ちた本作にそこはかとない温かい愛すら感じる。
非凡な戦闘能力を身に着けたテシクのアクションシーンのカメラワークといい、
ウォンビンの目の演技にはやっぱり唸らずにはいられませんでした。お見事。
臓器・人身売買・麻薬製造販売を手がける犯罪組織に睨まれたヘロイン中毒の母が殺され
誘拐された幼い娘ソミ。
消された過去のある未来すらない孤独な男テシクが唯一心を通わせたソミを救う物語。
地獄のような極限の世界を描くがために残酷なシーンが多いが、
だからこそソミを助けたいテシクの純粋な思いが胸を打つ。
良かったわ〜










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アーティスト ハマり度☆B
☆第84回アカデミー賞 作品賞・監督賞・主演男優賞・
衣装デザイン賞・作曲賞受賞
☆第64回カンヌ国際映画祭 男優賞受賞

☆監督・脚本:ミシェル・アザナヴィシウス  ☆製作:トマ・ラングマン
☆出演:ジャン・デュジャルダン  ベレニス・ベジョ  
ジョン・グッドマン ジェームズ・クロムウェル
2013.3.13
無声映画からトーキーへと変わる境目の時代を生きたスターの盛衰とロマンスをモノクロの無声映画で描いた
ピッタリかつ斬新なコンセプト。
この作風だからこそこのストーリーが活き、多くの賞を受賞する事になったんでしょうね。
劇中映画では無声映画風の大きな動作で演技するのは当然ながら、
彼らの人生ドラマの部分でも表情と動作だけで演技。
音楽・カメラワークなど工夫が凝らされていて、セリフがない分集中できた。
主人公の飼い犬が名優で驚くよ^^







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青い塩 ハマり度☆B
☆監督・脚本:イ・ヒョンスン   ☆出演:ソン・ガンホ  
シン・セギョン  キム・ミンジュン他
2013.5.1
元は伝説の大物のヤクザだったドゥホン。
足を洗って料理店を開くために通う料理教室で20歳程年下の"同級生”セビンと親しくなった。
だが彼女は親友の多額の借金のために
裏の仕事を引き受けてきた悲しい過去を持つ娘。
そして不幸にも今回依頼されたのはドゥホンという男を消す仕事。

家族のような、男女のような”愛”が生まれた二人にとって、ドゥホンの命を狙いたくないセビンと、
彼女のどんな選択も受け入れるができれば幸せになって欲しいと願うドゥホンの大きな優しさが、
殺伐としたバイオレンスの中で光ってた。
もの悲しい表情を持つセギョンちゃんと、温かさと強さがにじみ出る
ソン・ガンホssiははまり役。
ハッピーエンドが待っているなんて、ラブストーリーなんだよこの映画は^^








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アルゴ ハマり度☆C
☆第85回アカデミー賞 作品賞・脚色賞・編集賞受賞
☆監督・主演:ベン・アフレック   ☆製作:ジョージ・クルーニー他
☆出演:ベン・アフレック ブライアン・クランストン 
アラン・アーキン  ジョン・グッドマン

2013.10.2

事実を元に描いてあるCIAの自国民脱出作戦。
1979年イランで発生した政治的な暴動で米大使館が襲撃され館員らが人質となる事件が発生。
ただ、大使館から脱出していた6人を政府が大々的に奪還する事は不可能のため
CIAは架空の映画製作を行うカナダ人クルーらに彼らを偽装させて
無事にイランから脱出させるという極秘任務を成功させました。
ベン・アフレックが監督として撮ったというのも話題でしたが、見ていてハラハラドキドキというエンタメの
大事なポイントもちゃんと抑えてあって良かったわ。








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王になった男 ハマり度☆C
☆監督:チュ・チャンミン   ☆脚本:ファン・ジュヨン
☆出演:イ・ビョンホン  リュ・スンリョン  
ハン・ヒョジュ  キム・イングォン  シム・ウンギョン
2014.5.18
同時期にチュ・ジフン主演の王様と庶民が入れ替わるコンセプトの映画が公開されましたが、
あちらは入れ替わっている間に社会を知った世宗が王となる資質を兼ね備えていく姿を描き、
こちらは入れ替わった庶民の男に王としての資質が備わっており、
その男の姿に周りは心動かされ、また戻ってきた王が彼の軌跡をついで理想の王の姿を追求していく
という光海君のお話でした。

イ・ビョンホンが初めて時代劇に挑戦、ということでも話題になったんですが、
偽王をさせられる道化師の男の常識的な人間性も愛嬌ある姿も、また、疑心暗鬼の中で
かろうじてカリスマを忘れない王も演じ分ける力量と存在感に感心。
偽王が権力に捕らわれず、王としての理想を残して去っていく潔さがすがすがしいエンディング。
偽物だとばれてはならないハラハラドキドキの面白さと、
立場が入れ替わることで気づける多くのことに共感できる面白さがある。
入れかわりものが外れないのは当然ですね。









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ある会社員 ハマり度☆A
☆監督・脚本:キム・サンユン
☆出演:ソ・ジソプ イ・ミヨン  クァク・ドウォン  キム・ドンジュン
2014.8.23
ドヒョンは会社員。彼の会社は金属加工品を扱う商社という事になっているが本当の業務は暗殺。
暗殺を遂行する社員の中でもドヒョンは一番の凄腕。
そんな彼が目を掛けたバイトの青年とその母を愛したことが彼を変えます。
孤児のドヒョンがこれまでこの会社にすべてをかけてきた哀しさと
この仕事に就いていては愛する女性を幸せにできないが足も洗えないと知りつつあがく姿を
ソ・ジソプがはまり役で演じていてそれだけで結構満足。
黒のスーツが抜群に似合うスタイルと、使い道のなかった金を愛する人のために使える幸せを
ほわっと表現する無愛想さが女心をくすぐる。
新鮮さはなかったけれど、ジソプの見せ方が上手かったわ^^






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王の涙〜イ・サンの決断 ハマり度☆B
☆監督:イ・ジェギュ  ☆脚本:チェ・ソンヒョン
☆出演:ヒョンビン チョン・ジェヨン チョ・ジョンソク 
ハン・ジミン チョ・ジェヒョン
2015.12.3
本国でヒットしたヒョンビン主演のイ・サンの物語。
王権を維持するために特定の政治派閥と組んで苦慮しつづけた祖父と、
結果祖父から悲惨な最後を与えられた父を見て育ち、
残酷なまでに臣下からの圧力を受け続け、即位してからも命を狙われ続けたイ・サン。
そのイ・サンが王権を確立することになる一大暗殺事件をスピーディーに描き、
そして冷静で穏やかでしなやかに強いイ・サン像を作り上げたヒョンビンが目を引きました。

孤独なイ・サンのそばで彼を命を賭けて支え、守り続けた宦官のカプス。
子どもを扱う奴隷仲介業の男に育てられたカプスと刺客となった義兄弟のウルス。
彼らのどん底でもがく姿も大事な人を守ろうとする姿も美しかったと言っていいでしょう。
至誠を尽くす、これがイ・サンの信条となっている様子。
善悪を呑みこみ受け入れながら国を守り保つことができそうな孤独な王の姿が印象に残ります。








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娚の一生 ハマり度☆B
☆監督:廣木隆一  ☆脚本:斉藤ひろし  原作:西 炯子
☆出演:榮倉奈々  豊川悦司  安藤サクラ  向井理
☆視聴:2016.1.9


公開当時の番宣で、豊川悦司演じる海江田の後ろ姿がとても素敵だなと感じていました。
京都弁のまったりさと、ちょっとだけ強引な物言いにも魅力があり、
相手役のヒロイン榮倉奈々ちゃんは透明感だけじゃなく力強さを感じる女優さん。
本作のような年の差のロマンスを軽々と見せてもらえました。

ヒロインのお祖母さんを学生の頃から片思いしていたという独身の海江田さん。
その先生のお葬式で孫のつぐみと出会い恋してしまいます。
祖母を亡くした喪失感と、仕事を辞めて帰ってくるまで不倫のために心が傷ついていた彼女にとって
自然体で距離を縮めてくる海江田さんとの毎日が癒しとなりました。
海江田さんの過去を知り、人となりを知り、そして子供への関わり方も見、そうして特別な人に。
海江田さんにしか醸し出せない”色”が本作のポイントでした。
幸せの余韻が心地いいです。






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アメリカン・スナイパー ハマり度☆C
☆第87回 (2014年) アカデミー賞 音響編集賞
☆監督・製作:クリント・イーストウッド
☆主演・製作:ブラッドリー・クーパー ☆出演:シエナ・ミラー他
視聴:2016.2.10


2014年全米で大ヒットを放った本作。
アカデミー賞では音響編集賞のみにとどまってしまったものの、
激戦の地で戦うという役割を担う決意をした人々の過酷な環境と使命を丁寧に描いてあり、
一般市民の私たちが見ても、登場するそれぞれの人たちの心というものが迫ってきて本当に解り易かった。

主人公のスナイパー、クリスという人は実在の人物。
戦争・紛争が現在ある、というリアルな認識をも新たにさせてくれた本作。
心に残りました。








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イミテーション・ゲーム
〜エニグマと天才数学者の秘密
ハマり度☆C
☆第87回 (2014年) アカデミー賞 脚色賞
☆監督:モルテン・ティルグム  ☆脚本:グレアム・ムーア
☆出演:ベネディクト・カンバーバッチ  キーラ・ナイトレイ 他
視聴:2016.2.26


第二次世界大戦時、解読不可能と言われたドイツの暗号機「エニグマ」を攻略する任務に携わり
2年かけて成功させた天才数学者アラン・チューリング。
彼をベネディクト・カンバーバッチが好演。

50年経って機密解除されて分かったという実話で、偉業を成功させるまでの道のりや成功にたどり着いた
高揚感のワクワクもありつつ、
アラン・チューリングの辿った悲しい生きざまも描かれていて厚みを感じました。
彼の”秘密”に対する時代の残酷さや、偉業をなしながらも生きているうちに評価されなかった悲しさも
同時に伝えられました。
初恋の傷をいやせないほどに純粋で限りなく不器用だった天才。
脚色が評価されたことが納得の本作でした。