HOME>映画の小部屋さ行リスト>さ行

 2007-2011 →2012
さ行リストへ戻る

 
十三人の刺客                    2011.12.19視聴

☆監督:三池崇史   ☆脚本:天願大介 
☆出演:役所広司  山田孝之  稲垣吾郎  市村正親  伊勢谷友介他

役者として脱皮を見せたという評判の稲垣吾郎さんを見ないといけないなという思いと、
話題の豪華キャスト陣が織り成す時代劇にも興味があり見てみました。いやはや評判どおり。
前半は序章としてじっくりと状況や人物たちの思いを描き、後半はこれでもか!
というほどの戦闘シーン。殺陣だけどアクションという印象で、エンターテインメント性も
考慮にはいっているなという構成。でもちょい長かったかな^^;残酷なシーンも多いです。
命を賭けて暗愚な殿が権力を持つのを阻止しきった信念の侍達のお話でした。
 
しあわせの隠れ場所          2011.3.21視聴

☆第82回アカデミー賞主演女優賞受賞作
☆監督・脚本:ジョン・リー・ハンコック   ☆製作:ブロデリック・ジョンソン他
☆出演:サンドラ・ブロック  クィントン・アーロン  キャシー・ベイツ  ティム・マッグロー

母親が麻薬中毒で共に暮らせなくなってから、頼れる人も場所もなく生きてきた黒人のマイケル。最後に追い出されたうちの子どもと共に入学した白人ばかりが通う高校で、
マイケルを気の毒に思い家に泊めたアン・リーとの出会いが人生を変えた。
本当の息子・家族として、純粋で優しいマイケルを受け入れて行くアンの家族の姿もよかったし、マイケルによって暖かくさらに強くなってゆく母を演じたサンドラ・ブロックが一番よかったな。
彼に暖かく平和で安心できる環境を実現しただけでなく、心までひとつに。はぁ〜素敵!
 
17歳の肖像                  2011.2.26視聴

☆監督:ロネ・シェルフィグ   ☆脚本:ニック・ホーンビィ  ☆製作:アマンダ・ボージー他
☆出演:キャリー・マリガン  ピーター・サースガード  他エマ・トンプソン等

つけようかな〜って思わせたキャリー・マリガンの初々しい存在感。
しつけの行き届いた家庭で育ち、聡明で努力を惜しまない女学生のジェニーが出会った
素敵な大人の紳士デイヴィッド。
彼にエスコートされて世界がこんなに広く素敵で楽しいものかとハッとするジェニーの
ほころぶような美しさにこっちがハッとさせられたわ。
だけど、ジェニーを連れ出すために彼が両親についてくれる巧妙な嘘も、
この後待ち受けている彼の最低な裏切りの裏づけになってしまうんだよね〜
ジェニーと一緒にデイヴィッドのムードに乗せられてこっちまでシンデレラ気分だったのに、
真相を知って愕然とする。
花火のような恋と裏切りの泥沼をさっさと越えて自分の力で道を選択した姿にまた爽快感。
 
ソフィーの復讐                      2011.2.19視聴

☆監督・脚本:エヴァ・ジン   ☆製作:チャン・ツィイー他 
☆出演:チャン・ツィイー  ソ・ジソプ  ファン・ビンビン  ピーター・ホー

素敵なラブコメでした! やっぱり一流女優チャン・ツィイーは実力あるんだね〜感心
結婚間近の彼を女優に取られちゃったソフィーが、
復讐のために女優の元彼と組んだ事から始まる恋物語。
この元彼と出会うために別れがあったといえる真実の愛。
主人公が漫画家という設定からアニメーションもところどころ使われ、
お部屋のセットや美術もポップな感じにしてあり、おしゃれな印象でした。
てっきり相手役だと思っていたジソプは復讐される彼の役。お相手はピーター・ホーでしたね^^
 
サヨナライツカ                    2010.11.28視聴

☆監督・脚本イ・ジェハン  
☆出演:中山美穂  西島秀俊  石田ゆり子 他

韓国映画なんだね〜これ。そういうカメラワークや演出をところどころ確かに感じたわ。
そしてこの感傷的なムード!
サヨナライツカという詩がこのストーリーの意味と重なるという演出の中から人との縁や愛について感じる部分は確かにあったんだけど、とにかく感傷的に過ぎて、25年後の再会シーンあたりからちょっとシラけてしまったかも・・・。 本で読んだほうがきっとすごく良いに違いないわ。
だけど、話題になっていたミポリンが相変わらずすごく美しくてオリエンタル!
そして影が薄い役なのかと思っていたものの私はタイ時代の西島氏がかなり良かったわ〜〜!
結構セクシーなお体だったのね、開襟の白いシャツがすごく良く似合ってたし☆
 
死を処方する男ジャック・ケヴォーキアンの真実  2010.10.15

☆監督:バリー・レヴィンソン  ☆脚本:アダム・メイザー  ☆製作:アメリカHBO
☆出演:アル・パチーノ  スーザン・サランドン  ジョン・グッドマン

こういう実在の人物を掘り下げたドラマというのは色々考えされられるわ。アルパチーノ見事。
ジャックの主張は一理あると思う。
もう治療法がなくいつ終わるともしれない苦痛に耐えられない場合の選択肢がなかったら、
正直なところに自分だったら怖いとも思う。
だけど、誰かが誰かに死を与えるということに異を唱える人がいるのは当然納得いく。
そこにきちんとしたルールがあればと思うんだけれど、彼はそれを議論する前に始めちゃった。
法の範囲内で生きることを約束しあっている私たち。彼は法に対する問題提起には成功している。

注:リージョン1
セブンティーン・アゲイン       2010.7.18視聴

☆監督:バー・スティアーズ  ☆製作:アダム・シャンクマン  ☆脚本:ジェーソン・フェラルディ
☆出演:ザック・エフロン  レスリー・マン  マシュー・ペリー  トーマス・レノン

「ハイスクール・ミュージカル」で大人気のザック・エフロン君主演の本作。
37歳のパパ・マイクが、突然17歳の体に戻って大切なものに気付き取り戻すという、
お約束のファンタジーものなんですが、エフロン君の身のこなしの軽やかなこと〜〜。
同年代になった子供たちの現状を知る過程や、彼らを守る展開、
そして離婚寸前の奥さんとの関係を見直す流れがコミカルに描かれてたよ。
まぁでも、エフロン君の魅力満載なのが一番かも!
アイドル化されずに、この演技力でもっとビックになって欲しい有望株さんでした!
スパイアニマルGフォース    2010.3.22視聴   公式サイト

☆製作:ウォルト・ディズニー・スタジオ  ☆監督:ホイト・イェットマン
☆声の出演:ニコラス・ケイジ  サム・ロックウェル  ペネロペ・クルス他

オリジナルはこんな豪華な声優陣だったのか〜、次男と一緒だったので吹替え版みたんです〜
でも吹替えもプロの声優さんたちだと思ったら、主役達のうち2匹はなんとガレッジセールの
ゴリ&川田!エンドロールみてちょっとびっくりしました、うまかったし。
さて、ストーリーは可愛くて楽しかったですよ〜3Dだったわ(笑)ファミリー向け!!
スラムドッグ$ミリオネア     2010.3.9視聴
第81回アカデミー賞作品賞 他8冠

☆監督:ダニー・ボイル   ☆製作:クリスチャン・コルソン  ☆脚本:サイモン・ボーフォイ
☆出演:デヴ・パテル  フリーダ・ビント  マドゥル・ミッタル

圧倒的なパワーを感じるテンポと熱気。どんどんテンションあげられちゃう音楽といい、
映画大国インドで、力量あるキャストやスタッフ陣を率いてこの映画を撮った監督に喝采!

みのさんの「ため」にハラハラさせられるおなじみ「クイズ・ミリオネア」あれって番組も輸出してるんだろうか?演出やセット・効果音まで全く同じでしたねー。
スラム街で学とは無縁の少年ジャマールが最高金額2000万ルピーまで後一問を残すところまでクイズに答えてこられたその理由を追うように彼の半生が描かれます。
過酷で残酷な出来事の数々を強い生命力で乗り越えてきた兄弟の明暗で社会性を、
孤児のラティカを思い続けるジャマールの純粋で一途な愛でドラマ性を紡ぎ
見事なエンターテインメント作品に仕上げてあります!
シークレット サンシャイン(原題:密陽)  2009.7.18視聴 

☆監督・脚本:イ・チャンドン
☆出演:チョン・ドヨン  ソン・ガンホ 他

カンヌで評価されたチョン・ドヨンの演技はさすがですねー。視聴直後より後から感慨がくるわ・・
田舎町に越してきて、シングルマザーであるがゆえにお金を持っているかのように張った虚勢から身代金目的の誘拐をされ息子は帰らぬ人に。

遺族となった彼女の苦悩と唯一光を見出した宗教との出会い、
立ち直るために服役している男に「赦し」を与える事で決着を付けようとした努力。
しかし獄中で信仰と出会い、すでに神に赦され安らかな男をみて支えていた細い心の柱も砕けた彼女の心と理性の軋みが聞こえてくるかのようなシーンの数々でした。

常にからっと明るく彼女に寄り添い続けるソン・ガンホ演じる34歳独身の整備工の存在、
彼こそが本当の救いなんじゃないだろうか。
結論や解決ないままの終わり。考えさせられると同時に人生って常に迷いの中だとも再認識。
さらば、わが愛 覇王別姫  2009.6.7視聴 

☆監督:チェン・カイコー
☆出演:レスリー・チャン  チャン・フォンイー  コン・リー

3時間にも及ぶ大作!子供時代に妓楼で育ってきた蝶衣は男ゆえ芝居一座へ捨てられた。
女形として、兄と呼ぶ小楼とともに芸を磨き、京劇界でのスターにまでなるんだけど、
時代が第二次世界大戦や文化大革命などの動乱期に重なっての辛苦が余すところなく描かれていてそりゃもう、波乱の人生ですね・・・。

京劇の道に突出して秀でていた彼らは、京劇の中でしかその生きる道を見つけられなかったんだよね・・・。女形の蝶衣を演じていたレスリー・チャンお見事でした。
あと、小楼役のチャン・フォンイーさん「レッドクリフ」の曹操だったことに気づいたよー
大物役をどこかでされてた人だとずっと思いながら見てました、すっきりしたぁ〜

ザ・マジックアワー         2009.4.19視聴 

☆監督・脚本:三谷幸喜 
☆出演:佐藤浩一 妻夫木聡 深津絵里 西田敏行 寺島進 

軽妙で芸達者で、見せ場がどどーんとやってくる、まさにエンターテイメントとしては
いつも最高のものを見せてくれる三谷幸喜作品ですねー!
設定を逆手に取るようなヒラメキや、ありえない状況や設定を、
キャストを追い込みながら見せきってしまうその手腕には脱帽です。
いやぁ、でも単純に面白くって笑いに笑ったわーー!
スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 
第80回アカデミー賞「美術賞」受賞作          2009.2.26視聴

☆監督:ティム・バートン ☆脚本:ジョン・ローガン ☆製作:ローリーマクドナルド他
☆出演:ジョニー・デップ ヘレン・ボナム・カーター アラン・リックマン

グロくて怖くて常識では測れないこの世界観を映像にする、ホントセンスあるよねー!
客観的にそれは分かるんだけど、私の感性にズボっとはハマれないので3です、ごめんねー。でも、完成度は高いよ!
相変わらずジョー・デップにしか表現できないものを意識してのキャラクター作り、
残酷なおとぎ話に仕上がってます!

メイクや衣装もだけど、街の雰囲気セットの不気味さ、これは確かに美術賞モノです!
絶対の愛(原題:TIME)            2009.1.25視聴

☆監督・脚本:キム・ギドク 2006年
☆出演:ハ・ジョンウ(ジウ)  ソン・ヒョナ  パク・チヨン 他

まさに、キム・ギドク監督独特の、奇なる、そしてやけに人間味のある不思議ワールド。
ジウを愛するセヒは、彼のちょっとした行動に嫉妬。
自分の容姿に彼が飽きたのではないかと美容整形をし、ほぼ別人になってしまう。
ジウに近づき付き合いだしたが、結局セヒを待ち続けているジウからは
自分がセヒでありながら愛されないという矛盾に。
自分を愛するあまりにセヒが整形していたことを知ったジウは自らも整形。
整形外科医の先生からこの事を知らされ、ジウが現れるのを待ち続けるセヒ。

ジウは再びセヒの元に現れるつもりだったんだろうか?
自分と目が合う男性をジウかもしれないと思って無謀に近づくたび危険な目に遭う。
思い返せばあれはジウなのか?って人が何人か・・・そしてセヒは又別の顔に整形・・
ラストはまるでメビウスの輪みたい、何の解決もないような不思議感覚、リアルで怖い!
ゾディアック                     2008.9.30視聴 

☆監督:デヴィット・フィンチャー
☆出演:ジェイク・ギレンホール マーク・ラファロ ロバート・ダウニーJr.

たまたま見ました。
衝撃の惨殺事件が連続しておこり、脅迫とも挑戦とも思える手紙が新聞社に届く。
見つかった指紋も一致せず、容疑者の筆跡も一致しない。未解決のまま何年も。
新聞社で漫画家をしていたグレイスミスは暗号を解く才能があることがきっかけでゾディアック事件に引き込まれて行き、犯人を突き止めるんだけど、逮捕のための
決定打がない。彼は本を執筆し、公然の真実って感じになった。
限りなく黒なんだけど、逮捕するだけの証拠がないそんなジレンマがリアル。
でも、ちょっと長かった〜。
宿命                  2008.9.14視聴 

☆監督・脚本:キム・ヘゴン 2008年韓国
☆出演:ソン・スンホン クォン・サンウ チソン キム・イングォン パク・ハンビョル

主演3人のかっこよさ炸裂の2時間でしたね〜!
アクションがなんともリアルで、動きが良いのなんのってさ〜!
お話はひたすら金を奪い合う裏社会のサンウと
組のために服役を済ませ、仲間の現状を打開しようと命を賭けて駆け回るスンホン。
情勢を見極め、非情さと冷静さを兼ね備えたチソンが完璧に立ち回り総取り、
という、人情とクールさが混ざり合った不思議な映画でした。

ボスクラスの配役のキャラクターももちろんあるんだけど、
この3人のオーラがスゴ過ぎて3人しか見えてませんでした私!
実際のところこれといった唸るストーリーがあったかというとどうかな?ってとこですが
俳優自らアクションを見事にこなす様子には毎度感嘆の嵐です!!!
サイボーグでも大丈夫          2007.夏頃視聴

☆監督:パク・チャノク (オールドボーイ/親切なクムジャさん他)
☆出演:チョン・ジフン/ピ  イム・スジョン

精神療養所のようなところで繰り広げられるストーリーですが、
常識という定規で測れないところに人間の本質というか愛の核心があるのかな?
なんて無理やりながら捉えてみました。
自分は電池でしか動けないサイボーグだと信じている女の子。
イム・スジョンは線の細い感じながら年齢不詳の辺りを上手に演じていましたよ。
物・心・癖など何でも盗んでしまうというピのキャラクターは難しかったと思いますね〜
病んでいるようで本当に病んでいるのか?
心底優しいのか彼女に対して特別の愛なのか!
考えれば考えるほど答えは出せないんだけどそういう作品なのかな〜
各自がそれぞれの思いで深読みするのが正しい見方かも!でもピが歌うシーンは良かった。
Sad Movie                        2008.1.25視聴 

☆監督:クォン・ジョンガン 2006年韓国  ☆脚本:ファン・ソング
☆出演:チョン・ウソン イム・スジョン シン・ミナ チャ・テヒョン ヨム・ジョンア他

韓国の作品は泣かされるって最初から分かってるのにやっぱり泣いちゃうんだよね
4つの絆から生まれる別れのエピソードが平行して進んでいく群像劇でしたが、
働きづめで1人息子が問題行動を起こしている事にも対処できないでいた母が
自分の末期ガンがわかり入院した時からの苦悩と別れに泣かされました!
病院にいけばお母さんがいつもそこにいてくれる!
問題行動がぴたっとやんだのもつかの間、死による別れが待っていました。
いい子になるから死なないで!と1人病院の外で雨に打たれて祈るフィチャンの姿
たまらなかったです・・・(号泣)
あと、メインエピの消防士チョン・ウソンと恋人同士のイム・スジョンとの別れは
彼の殉死でした。とても素敵な2人だったんだけど、最後の現場でビデオカメラに
向かって愛しているという演出は微妙に興ざめしてしまって・・
ああ、私はもう子どもの涙のほうが身に沁みちゃうんだなぁっ・・・
さくらん                       2007.12.28視聴 

☆監督:蜷川実花 原作:安野モヨコ  2007年  
☆出演:
土屋アンナ 安藤政信 夏木マリ 椎名桔平 木村佳乃 菅野美穂

土屋アンナちゃんは「下妻〜」の時も思ったけど、本当に個性的でうまいなぁ〜
とにか本作は登場人物が豪華で衣装・美術など、その色彩感の絶妙で圧倒的なセンスに驚く。
どの女優さんも体当たりで、この吉原の世界を見事に演じています!

厳しい遊女の世界で、気丈で美しい顔立ちの清葉は登りつめていきます。
荒っぽいところもあるさばさばしたきよ葉だけど、恋に落ちて苦しい思いを・・
しかし先輩花魁の高尾に仕組まれ恋破れます。
高尾もまた、本気で愛した男に身請けしてもらえず誤って自らの命を落とします。

きよ葉は押しあがるように花魁日暮(ひぐらし)に・・
武家のだんなにほれ込まれ、誰の子かわからぬおなかの子も一緒に身請けしてもらう
という矢先、流産。失意の日暮は、売られてきてからずっと見守ってくれていた
店の男手の清次(安藤政信)と蒸発してしまうというもの。
終始吉原からは出られぬという人生・女の悲哀というものが
ビードロ(ガラス)の鉢に入った赤い金魚に投影されていて、美しく象徴的です。
さ行リストへ戻る















                                                          →さ 2012